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対 抗

郷土の名誉を賭けて戦う・・というと、まずは甲子園の全国高等学校野球選手権大会をイメージされる方が多いでしょう。

しかし、もうひとつ同様の全国大会があるのをご存じでしょうか? 


れは社会人による


 都市対抗野球大会


この第1回大会が明治神宮野球場で開催されたのが今からちょうど90年前の今日・1927(昭和2)年8月3日(~9日まで)のことでした。


当時の野球人気を支えていたのは、東京六大学などの学生野球。


しかし選手たちは卒業した後は各地のクラブチームに入団し、他チームと親善・練習試合をする程度だったとか。

いかにももったいない・・・と思った東京日日新聞に勤務していた早大野球部OBの橋戸 信 が米大学時代に遠征したアメリカで知ったメジャーリーグのフランチャイズ・システムにヒントを得て日本の各都市を代表するチーム対抗戦を考案。

約1年かけて全国の有力クラブチーム関係者を説得し、大会開催に漕ぎつけたのです。

※ゆえに同大会の最優秀選手賞には、『橋戸賞』が授与されます。


            

                   橋 戸 信 氏


15チームが参加して行われた第1回の優勝チームは、なんと日本占領下にあった満州チーム。


その後戦火によって一時中止になったものの、現在に至るまで綿々と大会は続き、今年で88回目(※先月行われ、東京都代表のNTT東日本が優勝)を数えています。

残念ながらプロ野球や高校野球に比べて人気・注目度は今一つですが、
この大会には他にないちょっと面白いルールが適用されているんです。

その一つは、〝補強〟。

各地区の代表チームは、その予選地区の第1・2次予選で敗退した加盟チームの中から3名を上限として助っ人を補強できるんです。

高校野球でいえば、決勝で負けたチームのエースや4番を補強できるようなもの・・・これは結構大きな戦力になるはずですし、選ばれた選手にとっても名誉なことでしょう。


また社会人選手のため日程を伸ばすことが出来ないため、延長戦13回以上・試合時間4時間以上になった場合は、1死満塁から攻撃開始。

ソフトボールにも似たようなルールがありますょネ。

また指名打者制も導入あるなど、ちょっとアマチュアっぽくない感じ。

優勝チームに贈られる〝黒獅子旗〟と郷土の栄光を賭けて戦うハイレベルな試合が、東京ドームで繰り広げられるのです。


        
        
過去の黒獅子旗(下が初代 現在の3代目は右上)         


更にもうひとつ、大きな特徴・・・それは、〝応援〟。

試合結果とは別に、応援にも表彰制度があるのです。

各チームの応援団は、優勝・準優勝・敢闘賞・特別賞などの入賞を目指して、選手並みの練習をこなして東京ドーム入りしてきます。

高校野球とは一味違った〝大人の応援〟風景を楽しめるはず。

皆さんの中には、勤務先から動員をかけられて応援に行った・・・という方もいらっしゃるかもしれませんが、これらのポイントを心得て東京ドームでの試合を観戦していただければ、意外と面白いかも。
野球ボール


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