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神 様

プロレス・ファン・・・特に中高年世代の方なら、このレスラーの名を知らなきゃモグリと言われても仕方ないでしょう。

今日は、〝プロレスの神様〟と言われた


 カール・ゴッチ

   Karl Gotch


の命日・没後10周年にあたります。


ゴッチ(本名:チャールズ・イスタス)は1924年にベルギーのブリュッセルに生まれ、9歳の時に家族共々ドイツのハンブルグに移住。

グレコローマンおよびフリースタイルのレスリングでそれぞれ7回もベルギー・チャンピオンになった彼は、1948年のロンドン五輪にベルギー代表として出場。

その後1950年にプロ転向し、翌年にはイギリスの〝蛇の穴〟と呼ばれたビリー・ライレー・ジムで修行し、カナダ興業を経てアメリカのマット界で活躍。

       

プロレス界の〝鉄人〟ルー・テーズをして「私を最も苦しめた挑戦者」と言わしめた彼ですが、テーズの持つNWA世界ヘビー級王座に9回挑戦しながらタイトルを取れず、〝無冠の帝王〟と言われたことも。

1961(昭和36)年に初来日し力道山と引き分けるなど、その実力を世間に知らしめると、1968年には日本プロレスのコーチに就任。


アントニオ猪木に卍固めやジャーマン・スープレックスを伝授するなど若手レスラーを鍛え上げました。

その後国際プロレスのリングに上がったり、新日本プロレス立ち上げに協力。

57歳まで現役としてリングに上がった彼は、引退前後もアメリカ・タンパの自宅ガレージに作った〝ゴッチ道場〟で藤波辰巳・藤原喜明・前田日明ら多くのレスラーを育成。

そして2007年7月28日・・・大動脈瘤破裂により82歳でこの世を去りました。


ゴッチのレスリングスタイルは、当時のショー的な要素の少ない真剣勝負(セメント)スタイルでしたから、観客からするとあまり面白くない地味な試合だったかもしれませんが、実力は折り紙付き。

そして私が彼を尊敬するのは、プロレスに対する真摯な姿勢。

宮本武蔵の 『五輪書』 を愛読し、現役引退後も毎日数時間のトレーニングを欠かさず心身を鍛え、インドのクシュティやロシアのサンボなど様々な格闘技の研究に余念がなかったというのですから、もはやプロレスラーというよりは武術家と言えましょうか。

以前拙ブログでご紹介した木村政彦と親しかったというのも、頷けます。


※木村政彦に関する過去記事は、こちら。(↓)
  http://ameblo.jp/warmheart2003/entry-11620068214.html

       
             
60歳過ぎて、このボディー!


そして彼自身は、自分が〝神様〟と言われることについて、こう述べています。

「私をゴッドと呼んでくれるな。 私はろくな教育も受けていないただの障害のある老人(crippled old man )だ。」

実は彼、レスラーになる前の船員時代に友人を煙突の倒壊から救った際に手を挟まれ、左手の小指が殆ど欠損していたのです。

そんなハンディキャップをものともせず、長年マット界で活躍し数多くの後進レスラーを育てた彼は、やはり〝神様〟の称号が相応しいかもしれませんネ。

ゴッチの真面目かつストイックな姿勢、見習いたいものです。笑3


 


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