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和洋折衷

私が小学生だった昭和40年代、学校の給食にはほぼ毎日パンが出されましたが、その殆どは食パンかコッペパン。


ごく稀に砂糖がまぶされた揚げパンが出ると、狂喜乱舞した時代・・・その頃の私にとって最高に贅沢なパンといえば、〝あんぱん〟でした。


今日・4月4日は、その


 あんぱんの日


なのだそうです。


日本で、というより世界で初めてあんぱんを世に出したのは、銀座・木村屋(總本店)でした。


1869 (明治2) 年、創業者・木村安兵衛が現在の新橋駅近くに 『文英堂』 というパン屋を開業したのが、同店のルーツ。


その後店名を木村屋と改め、銀座に移転したのが1874(明治7)年。


この新しい店で、安兵衛氏はかねてより研究を重ねていた、米と麹で生地を発酵させ西洋のパンと日本の餡を組み合わせた〝酒種あんぱん〟を販売。


当時イースト菌が手に入りにくかったため代わりに苦肉の策として酒種を使ったという、この絶妙な和洋折衷の食べ物は大評判となり、店は連日大盛況だったとか。           

そんな時に安兵衛氏と親交があった山岡鉄舟が店を訪れ、「水戸の花見の席で、明治天皇にあんぱんを召し上がっていただきたいのだが・・・」 という、思いもかけぬ提案をします。


安兵衛氏は次男の英三郎共々、


「天皇陛下に召し上がっていただく以上、パンをより日本らしいものにしたい」



と考えた末、奈良・吉野山から取り寄せた八重桜の塩漬けをパンの中心に埋め込みました。


       


天皇皇后両陛下は、この〝桜あんぱん〟を大変気に入られ、「引き続き納めるように」 とのお言葉を賜ったとのこと。


この記念すべき献上が行われたのが、今からちょうど140年前の今日・1875(明治8)年4月4日だったのです。


私が大変尊敬する山岡鉄舟が、『あんぱんの日』に絡んでいたとは、ちょっと驚き!


実はウチの女王様には、この木村屋のあんぱんに関して忘れられない思い出があるのだとか。

それは今から20年以上前の結婚してすぐの頃。



彼女と銀座に出かけた私は無なぜか無性にあんぱんが食べたくなり、木村屋さんに飛び込んで4個入りのあんぱんを買うと、歩行者天国でにぎわう路上で1個をひと口・・・つまり、4個を4口でイッキ食いしたんだそうな。

正直なところ私は全く記憶していないんですが、女王様はあんぱんを丸ごと口に入れて食べる人間を初めて見たとかで、かなり衝撃を受けたそうな。

いやぁ、結婚前だったら、婚約解消されたかも・・・危ない、危ない。あせあせ

今日銀座に行かれる方は、是非木村屋さんに足を伸ばしてくだい。

あんぱんのバーゲンセールをやっている・・・かも?





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