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常 連

先日、エネゴリ君の店でいつものように彼と喋っていた時のこと。

「そういえば、最近ウチの店に外人さんが来るようになったんスょ。」

「へぇ~、どこの人?」

「白人なんで、多分アメリカ人じゃないかと。」

「ふぅ~ん。 で、言葉は英語?」

「いえ、ちょっと変ですけど日本語話せる人なんです。」

「あはは、キミに変な日本語とか言われたくないだろうナ、その人。
でも最初にその外人さんが入ってきた時、ビビッたろ。
思わず厨房の奥に隠れたんじゃないか?」


          

と、ここで店のオーナーが、

「よく分かりますねェ、渡辺さん。 

こいつ、ホントに厨房の奥に隠れたんですょ。
で、その外人さんが日本語喋ると分かってから出てきたんですワ。」


「やっぱり、そうかァ。 キミも小心者だからナ。」

「だって、何言ってるか分からないの、イヤじゃないですか。」

「だからって、追い返すわけにいかんだろうが。

でもまぁ、日本語話せるお客さんで良かったじゃん。
じゃあ、今度オレが日本語話せない外人さんを連れて来ようか?」


「やめてくださいょ。 ボクほんとに店から逃げちゃいますから。」

すると、ここでオーナーが助け舟(?)を出します。

「その外人さんが、なぜかエネゴリ君を気に入ったみたいで、仲間とテーブル席に座っていても、何だかんだとカウンター席にやってきては彼に話しかけるんですョ。」

「へぇ~、凄いじゃん。 


遂にエネゴリ人気も国際的になってきたわけだ。」

「いやァ、カタコトの日本語で話しかけられても困るんですょネ。
正直、あまり有難くない常連さんになりそう・・・。」


「なに言ってんだョ。 常連さんを邪険にするお店は、流行らないゾ。」

とたしなめた私。 そしたら彼、こう言うんです。


「渡辺さんの会社にも、そういう面倒な常連さんっているんでしょ?」

「アホか。 葬儀屋に毎週来るような常連客がいるわけないだろ!」
うー


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