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吸血鬼

昼間は石棺の中で眠り、夜になると活動を開始。

ネズミやコウモリなどの動物を自在に操り、黒づくめの衣装で神出鬼没、人々の生き血を吸うが十字架とニンニクが苦手・・・。

皆さんもよくご存じであろう吸血鬼のイメージですが、これを確立(?)したホラー小説


 吸血鬼ドラキュラ

がアイルランド人作家ブラム・ストーカーによって書かれ出版されたのが、今からちょうど120年前の今日・1897年5月26日のことでした。


       
Abraham "Bram" Stoker              初版本 

とかく 【吸血鬼=ドラキュラ】 と思っている方が多いかもしれませんが、ドラキュラはあくまでも同小説に出てくるキャラクターの固有名詞。

普通名詞としての吸血鬼は、ヴァンパイア(Vampire )ですので、お間違いのなきよう。

で、ドラキュラは、ルーマニア語で〝竜(悪魔)の息子〟という意味だそうな。


そしてこのキャラクターには実在のモデルが・・・それは、現在のルーマニア南部・ワラキア公ヴラド3世(1431-1476)。


       

                  Vlad III


 彼の父親ヴラド2世が、神聖ローマ帝国より竜騎士団の騎士に任じられたことでドラクル(Dracul = 竜公)と呼ばれたことから、次男として生まれた彼が〝竜の息子〟と呼ばれたのは自然の成り行きであり、本人も自らドラキュラと名乗っていたそうな。

彼自身は何度もオスマントルコと戦争を繰り返し、時には幽閉された末に殺されてしまいますが、時に敵兵を串刺しにして場内に晒すなどかなり残虐な面もあったそうですから、その辺がモデルにされた所以なのかもしれません。


小説では、トランシルヴァニアの山中にある荒れ果てた城の主であり、夜な夜な人の生き血を求めて徘徊するドラキュラ伯爵がロンドンに来襲。

その彼を退治すべく立ち上がったヴァン・ヘルシング教授とその仲間たちの奮戦ぶりを描いています。

そのドラキュラの風体といえば、真っ黒な衣装に身を包み髪の毛はオールバック、充血した赤い目に鋭い牙といったところでしょうか。

       

でも実際のところ小説にはここまで細かいキャラ設定は為されておらず、これは映画によって作られたイメージ。

例えば、お馴染みの牙。

最古の映画ではあったものの、それから第二次世界大戦後暫くの間製作された作品では、牙なしのドラキュラだったとか。

それが1958年に公開されたイギリス映画 『吸血鬼ドラキュラ』 から牙が生え(?)、以後それが定着したんですって。


今後新たなドラキュラ映画が公開されてそれがヒットすれば、ドラキュラのイメージは変わるかもしれませんネ。


余談ですが、ヴラド3世には子孫がおり、現在でもその家系は途絶えていません。

5年前イギリスのチャールズ皇太子自身が、彼の子孫だと言明していますし。

もしかしたら、ダイアナ妃が彼の許を離れたのは、彼が夜な夜な城内を徘徊していたから?

ちなみに、我が家にも女吸血鬼が約1名います。
もっとも彼女が毎日吸うのは血ではなく、私の生気ですが。

困ったことに、彼女は夜だけでなく昼も活発に活動し、十字架もへっちゃらだしニンニクは大好物。
彼女が元気であればあるほど、私は弱っていくのです。

そんな恐ろしい吸血鬼の弱点といえば・・・ゴ〇ブリだけ。うー


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