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有楽町

今日の記事は、中高年限定になるかもしれません。あせあせ

今からちょうど60年前の今日・1957(昭和32)年5月25日、

 有楽町そごう

が開店しました。


十合伊兵衛(そごう いへえ)が1830(天保元)年に大阪で興した古着屋 『大和屋』 をルーツとして、1933(昭和8)年に神戸・三宮駅ビルに百貨店としてオープンした 『そごう』 。


その2年後には大阪・心斎橋に地上8階・地下3階の近代的ビルの本店を建てた同社は、終戦後に東京進出を計画。

いくつかの候補地の中から、最終的に読売新聞が有楽町駅隣に建設した読売開館にテナントとして入り営業することに。

そして開店当日は雨だったにもかかわらず、30万人以上が来店。
建物内に入りきれないお客さんが傘をさして周囲を取り囲みました。

       

いくら東京発進出の関西系百貨店のオープンとは言え、なぜここまで注目を集めたのか?

そこには、周到なコマーシャル戦略がありました。


当時のそごう宣伝部長だった豊原英典氏は、開店前に〝有楽町高級化キャンペーン〟を企画。


アメリカの映画 『ラスベガスで逢いましょう』(1955年製作) をパクッた〝有楽町で逢いましょう〟というキャッチフレーズを採用。

読売グループの日テレとタイアップして、そごう単独提供の歌番組 『有楽町で逢いましょう』 が開店前月から放送開始。

そのおかげてこのキャッチフレーズは当時の流行語となり、有楽町界隈に人が押し寄せるようになったといいますから、オープン時にお客さんが殺到するのは当然ですネ。

そして〝有楽町で逢いましょう〟といえば外すことができないのが、同名の歌謡曲。

そごう開店から半年後の11月にリリースされた、佐伯孝夫・作詞/吉田正・作曲のこの唄・・・実は有楽町そごうのCMソングでした。

歌ったのは、吉田正氏が強力に推薦したフランク永井(1932-2008)さん。

同曲は発表後半年でレコード約50万枚を売り上げる大ヒット。
当時まだ売れない新人だった彼は、これ一曲でメジャー歌手の仲間入りを果たしました。


       

その後有楽町そごうは巨人の優勝セールなどで話題を振りまきましたが、1990年代に入ると東京都庁の新宿移転やバブル崩壊等マイナス材料が増えて売り上げ不振に。

そして2000年にそごう本体が大企業としては初めて民事再生法の適用を申請して実質的に倒産し、有楽町店も撤退。

その後には、ビックカメラが入店し、現在に至っています。


それでは昭和世代には懐かしい、フランク永井さんの歌声をお聴きください。(↓)

https://www.youtube.com/watch?v=7Nog3QNmCq4&spfreload=10


最近の有楽町は再開発が続き、ビックカメラや有楽町イトシアに多くの人が訪れています。

ですから、この〝有楽町で逢いましょう〟も誰か別の歌手がカバーすれば再ヒットする可能性があるのでは?

だって、そごうのCMソングなのに歌詞には〝そごう〟って1箇所も入っていませんから・・・。笑2


 


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