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最年少

〝十年一昔〟って言いますが、あらためてその言葉を噛みしめたくなります。

今から10年前の今日、ゴルフファンだけでなく日本中をアッと驚かせる彗星が現れました。 それは


 石川 遼 選手

当時高校1年生のアマチュアだった彼が、『マンシングウェアオープン KSBカップ』 に出場し、並居るプロを押しのけて優勝したのです。


あの17番パー3・バンカーから直接カップに放り込んだバーディーは、今でも記憶に残る圧巻のショットでした。


そして優勝スピーチの初々しかったこと・・・宮里藍選手らの活躍による女子ツアー人気の影に隠れていた男子ツアーにビッグ・スター誕生を予感させてくれました。


プロゴルフ・ツアーにおける15歳と245日での優勝は、最年少優勝の世界記録としてギネス・ブックでも認定。

※2013年7月に、世界ランク・ポイント対象外ながら、アセアンPGA 『ザ・シング ホアヒンオーブン』 で14歳2ヶ月のP・コンワットマイ選手が優勝し、石川選手の最年少記録を更新しています


優勝トロフィーを持って微笑む〝ハニカミ王子〟の表情は、まだあどけなさが残っていました。


       石川遼 KSB


その後プロ入り宣言した時、私は 「プロの世界は甘くない。 そんな簡単に勝てないと思うョ。」 と女房に話したんですが、それは大外れ。


翌年初勝利を飾ると、2年目には4勝して賞金王になったばかりか、マスターズやブレジデンツカップにも出場。


すぐに押しも押されもせぬトッププロの仲間入り。


気懸かりだったのは、周囲にチヤホヤされて自滅することでしたが・・・私は以前ある先輩からこんな話を聞かされたことがあります。


当時その先輩が出張した帰り、石川選手が両親・妹らと同じ飛行機に乗り合わせたことがあったのだそうです。 


彼自身は顔を隠していたそうですが、ゴルフ好きの先輩にはそれが石川選手本人だとすぐに分かったとのこと。


お父さんは変装してなかったそうですから、周囲にもバレバレだったらしいんですか・・・驚いたのは賞金王になったオフシーズンに彼らが乗り込んできたのは、エコノミークラスだったというのです。


普通に考えれば、ビジネスクラスに乗って周囲の目を気にせずゆっくり心身を休めたいはず。


不思議に思った先輩が、後でキャビン・アテンダントに尋ねたら、


「石川選手、いつもエコノミーなんですョ。 何でもお父さんが年不相応の贅沢をさせない方針らしくて・・・。 

だから私達みんな、彼のファンなんです。」


という答えが返ってきたそうな。


ちなみにその航空会社は、彼のスポンサー。 


にもかかわらず、決して好意に甘えず分を弁えた言動はさすが・・・私はますます彼のファンになったものです。


しかし2009年に念願のマスターズに初出場し、翌年の中日クラウンズで最終日に12バーディーで〝58〟というプロトーナメントにおける最少ストロークを叩きだし、またしてもギネス認定世界記録をマークした彼でしたが、その後アメリカ・ツアーに参戦してからは、あまりパッとしません。

       


すっかり大人びた彼ですが、ここ数年シード権獲得がやっとの状態で後から頭角を現してきた同い年の松山英樹選手の陰に隠れてしまった感じ。

今朝もアメリカで開催されている
AT&Tバイロン・ネルソンで予選落ちが確実で、来年のシード権獲得が厳しくなっている彼ですが、まだ25歳。


これからの復活・飛躍が、まだ十分期待できます。

結婚してから活躍できなくなった、なんて言われないよう頑張って欲しいもの。

礼儀正しく周囲に気を使える素晴らしい人間性を持つ彼を、私はこれからも応援していきます。扇子


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