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根 幹

〝米百俵〟ではないですが、国家の将来を担うのは子供たちであり、彼らを育成するために不可欠なのが、教育。

その教育に関する根本的かつ基礎的な法律が


 教育基本法

ですが・・・この〝教育憲法〟ともいわれる法律(と学校教育法)が公布・施行されたのが、今からちょうど70年前の今日・1947(昭和22)年3月31日のことでした。


これは終戦後のGHQによる占領政策の中で、前年1946年11月3日に公布された 『日本国憲法』 の精神を踏まえ、つい最近話題になった 『教育勅語』 に代わるものとして制定されたもの。

※教育勅語は1990年10月30日に発布され、1948年6月19日の 『教育勅語排除に関する決議』 と 『教育勅語等の執行確認に関する決議』 により廃止。

従って、同法の前文は、

われらは、さきに、日本国憲法を確定し、民主的で文化的な国家を建設して、世界の平和と人類の福祉に貢献しようとする決意を示した。


この理想の実現は、根本において教育の力にまつべきものである。

われらは、個人の尊厳を重んじ、真理と平和を希求する人間の育成を期するとともに、普遍的にしてしかも個性ゆたかな文化の創造をめざす教育を普及徹底しなければならない。


ここに、日本国憲法の精神に則り、教育の目的を明示して、新しい日本の教育の基本を確立するため、この法律を制定する。〟


となっており、日本国憲法を前面に押し出した内容となっています。


  

                教育基本法・御署名原本


それまで国民学校初等科から始まり6~8年の義務教育だった旧制度から、本法施行により現行の義務教育9年の6・3・3・4制に移行され、これは様々な議論がありながらも現在に至るまで変わっていません。

そして同法も60年近く不変だったのですが、初めて改正されたのが2006(平成18)年12月。

その違いは・・・前文を読み比べれば、お分かりいただけるかと。

〝我々日本国民は、たゆまぬ努力によって築いてきた民主的で文化的な国家を更に発展させるとともに、世界の平和と人類の福祉の向上に貢献することを願うものである。  


我々は、この理想を実現するため、個人の尊厳を重んじ、真理と正義を希求し、公共の精神を尊び、豊かな人間性と創造性を備えた人間の育成を期するとともに、伝統を継承し、新しい文化の創造を目指す教育を推進する。


ここに、我々は、日本国憲法の精神にのっとり、我が国の未来を切り拓く教育の基本を確立し、その振興を図るため、この法律を制定する。


日本国憲法の色は薄まり、代わりに登場してきたのは 『公共の精神を尊び』 という道徳教育と 『伝統を継承し~』 という愛国心について触れられていることが特徴と言えます。

この改定に関しては、「愛国心は戦争へと国民を駆り立てる」 と主張する日教組をはじめ左翼陣営は反対しましたが、無事成立。

むしろ道徳や愛国心を疎かにしたことが教育現場の混乱を招いたのですから、私は当然の改定だと捉えています。

しかしいくら法律の条文を改定しても、日章旗や君が代を否定する日教組に加盟する教師が教壇に立っている限り、その効果はあまり期待できないでしょう。

まずは 『教育勅語』 を現代に合わせた文章に変えて復活させることから始めるべき・・・だと、私は思うのですが。
扇子



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