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改 元

先日、政府が2019年1月1日に天皇陛下が退位して皇太子さまが新天皇に即位する皇位継承を行う検討に入った、という報道がありました。

これは先に天皇陛下が退位の意向を表明されたことに伴うもので、その中で平成30年がひとつの節目になるというお言葉に沿うものと思われます。

退位・譲位に関してはその呼称を含め様々な意見がネット上で飛び交っていますが、私は天皇陛下の激務を考えれば、ご本人の意向に沿うべきだと思いますし、この政府方針は評価したいところ。

そしてこれが実現した場合、元号の変更が必要となります。

我が国には、あらゆる条文の中で最も短い 『元号法』 という法律があり、


 第1項 元号は、政令で定める。

 第2項 元号は、皇位の継承があった場合に限り改める。
     (一世一元の制)

と定められていて、譲位があれば同法に基づき改元しなければならないのです。

昭和天皇の崩御により1989(昭和64)年1月7日、当時の小渕恵三官房長官が新元号 『平成』 を発表した記者会見は、多くの方がご記憶でしょう。

  

この時、私は損保会社の某地方支店に勤務していましたが、この改元は業務に大きな負担がかかりました。

保険の申込書・契約変更諸承認書等々の帳票類がそれまで全て〝昭和〟表記であったため、新しい平成版の帳票類に差し替わるまで小さな〝平成〟のゴム印が支給され、それを使って手作業で在庫全ての帳票類を修正させられたのです。

もちろん社内だけではなく取引先へも出向いて作業しましたから、手にマメができました。

おそらくどの業界でも、同様の手間と経費・時間がかかったはず。

※私はその経験から、葬儀社を立ち上げた時は見積書等全ての帳票には元号を印刷しませんでした。あせあせ

政府はその新元号については譲位の1年以上前に決定し国民に公表するようですが、カレンダーの印刷・コンビューターの設定等々を考えれば、それくらいの余裕はあって然るべきでしょうし、そうすれば平成移行時のような混乱はかなり防げるはず。

この事前決定案についても、私は賛成します。

ただし、その新元号・・・決めるのは大変でしょうネ。
なぜなら、以下のような様々な条件があるから。


◆ 国民の理想として相応しいような、よい意味を持つものであること。

◆ 漢字2文字であること。

◆ 書きやすく、読みやすいこと。

◆ これまでに元号または送り仮名として用いられたものでないこと。

◆ (商標登録されているなど)俗用されているものでないこと。

◆ 明治(M)・大正(T)・昭和(S)・平成(H)のアルファベット頭文字と重ならないこと。

う~ん、これをすべて満たす漢字2文字を見つけ出すのは、容易なことではないでしょう。

有識者によっていくつか候補が出され、衆参両院議長の意見を聞きつつ最終的には閣議で決定されるそうですが・・・昔と違って今やネットの時代。

いくつかの候補が出た時点で、ネットを使って国民から意見を募る人気投票を行ったら如何でしょう。

えっ、不謹慎? そうかなァ~・・・。


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