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浮 遊

「鳥のように空を飛んでみたい」と思ったことのある方、多いと思います。

実際に人類で初めてそれを飛行機を発明することで実現したのは、ご存じライト兄弟ですが・・・地面から足を離して空中散歩(?)に成功したのは、熱気球。


これを発明したのが


ジョセフ=ミシェル・モンゴルフィエ
ジャック=エティエンヌ・モンゴルフィエ

の兄弟。 彼らが発明した熱気球で初めて有人飛行に成功したのが、今から233年前の今日・1783年11月21日・・・ライト兄弟が空を飛ぶ120年前のことでした。

     

          兄・ジョセフ          弟・ジャック


フランス・リヨン近郊で製紙業を営むモンゴルフィエ家には16人の子供がおり、ジョセフは12番目、ジャックは15番目。


ジョセフは37歳の頃、洗濯物を乾燥させるため焚火にかざした際、その洗濯物が上昇気流にうねる様子を見て熱気球の発想を得たといいます。


そして1872年、当時イギリス軍が陣取り難攻不落といわれていたジブラルタル要塞の攻略法を考えていたジョセフは、兵士を空中に浮かびあがらせることを思いつき、細い木材で作った1㎥強の枠を布生地で覆い、その下で火を焚くことでその枠が浮き上がる実験に成功。

翌1783年6月に更に大きな熱気球を製作して無人での公開実験を行い人々の関心を高めると、同年9月にはベルサイユ宮殿でルイ16世やマリー・アントワネットの見守る中アヒル・ニワトリ・羊を乗せた熱気球飛行に成功。

これでルイ16世からサン・ルイ勲章を受けた兄弟は2ヶ月後の11月21日・・・遂にピラトール・ド・ロジェら2人が乗り、初めて手綱を離した有人飛行に成功したのです。

この初飛行は、高さ90m、飛行距離は8.8kmに達し、浮遊時間は約25分間でした。

(※ちなみに日本で初めて熱気球の有人飛行が成功したのは、戦後の1969年・・・随分と遅かったんですネ。)

         


その後の気球は、熱気球とほぼ同時期に開発された水素気球が主流となります。

ただし皮肉なことに、人類で初めて熱気球で空を浮遊したロジェは、その2年後に自ら開発した水素気球でドーバー海峡横断に挑戦中に引火・爆発を起こして墜落・・・気球史上初の犠牲者にもなってしまいました。ダメだぁ顔


当初は兵器使用を目的に考えられた気球ですが、その後飛行船や飛行機の開発によりその使用目的は第二次世界大戦後はスカイスポーツへと変わっていきました。

現在では色とりどりの気球が空を覆うように浮かぶ姿を見かけることがあります。

スピードアップのご時世ですが、だからこそ風任せで空中をのんびり移動する気球にも、高いところが好きな私は憧れてしまいますが・・・皆さんは一度乗ってみたいと思いませんか?





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