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読 書

詩人・坂村真民さんの母親は、36歳の時に42歳のご主人に先立たれた。

手元には5人の幼子が残された。 大正6年のことである。

想像を絶する貧しさだった。

にもかかわらず、真民さんのお母さんは苦労を苦労とせず、5人の子供を女手ひとつで育て上げた。

辛くなかったはずはない。 苦しくなかったはずはない。

だが幸い、苦しいと嘆きたくなる時に、愚痴を言う代わりに自分を潤し力づける言葉を、お母さんは持っていた。

〝念ずれば 花開く〟

である。 いつもこの言葉を口癖のように唱えていたという。

        



人生に口ずさむ言葉を持て、と真民さんはよく言われた。

人間はそれほど強いものではない。
苦しいこと、悲しいことに胸塞がれる日もある。 気力が萎えることもある。

そういう時、どういう言葉を口ずさんでいるか。
それが運命を左右することもある。

真民さんの詩が甦ってくる。

 よい本を読め
 よい本によって己をつくれ
 心に美しい火を燃やし
 人生は尊かったと
 叫ばしめよ


よい本はよい言葉、人生を潤す言葉と置き換えてもよいだろう。

よい言葉、人生を潤す言葉に触れ、口ずさみ、心に美しい火を燃やし、尊かったと言える人生を歩みたいものである。


                       ※ 『小さな人生論・4』(致知出版社・刊)より抜粋


          ◆     ◆     ◆     ◆

今日・10月27日から『読書週間』 が始まります。


        

           2016年 読書週間ポスター大賞作品


戦後間もない1947(昭和22)年に、「読書の力によって、平和な文化国家を作ろう」という決意のもと、出版社・取次会社・書店と公共図書館、新聞・放送のマスコミ機関も加わって、第1回『読書週間』が開催されました。 


翌年の第2回からは10月27日~11月9日(文化の日を中心にした2週間)と定められ、以来毎年続けられています。


皆さんもこの2週間で読書を通し、是非人生を潤す言葉を探してください! 笑2



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