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全 盲

3年前に本が出版され、そして昨年12月にドラマ化されたことで、この方の名をご存じの方も多いと思います。

 大胡田 誠 


本やドラマの題名 『全盲の僕が弁護士になった理由』 の通り、彼は日本で3人目の全盲のハンデを乗り越えて弁護士になられた方。

生まれつき弱視で12歳の時に全盲となった大胡田少年は一念発起して弁護士を目指し、参考書や問題集をボランティアの方に点字に翻訳してもらう事からスタートして、慶應義塾大学法学部に合格。

猛勉強の末に5回目の挑戦で見事に弁護士資格を取得されました。

同じ大学・学部に入学しながら野球と麻雀に明け暮れた私とは、大違い。あせあせ

その大胡田弁護士の経歴等はご自身の著書をお読みいただくとして・・・今日は月刊 『致知』 4月号に掲載されていた彼のインタビュー記事から、印象的なお話を2つご紹介致します。


     

ひとつは、彼が大学に入学直後の出来事。

哲学の授業に出席したところ、担当教授から、


「君が点字でノートを取る時の音がうるさいという苦情が出ているから、隅っこで授業を受けなさい。」


と言われたのだそうな。

やっと皆と同じスタートラインに立てた喜びに胸を膨らませていた矢先だった彼は大ショック。

本当に辛くて涙が出そうになったその時、他の学生が口々に

「席を移る必要はないっ!」

と声を上げたのだそうです。

「大胡田君も仲間なんだから、好きなところで授業を受けていい。
うるさいと思うなら、その人が席を移るべきだ。」

その時の仲間の声・・・大胡田氏の耳には今でもはっきり残っているそうな。

クレームをつけた学生や、それを受け入れた教授のような〝捨てる神〟ではなく、私たちは常に〝拾う神〟でありたいものですょネ。

それからもうひとつ。

現在彼が所属している 『つくし法律事務所』 の代表・竹下義樹氏が、実は日本で初めて全盲で弁護士になった方。 


大胡田氏が弁護士を目指すキッカケになったのは、この竹下氏の著書を中学2年生の時に読んだことだったそうな。

憧れだった方の許で働ける大胡田氏は幸せだと思いますが・・・その山田弁護士から、大胡田氏はこう教えられたのだそうです。

「弁護士というのは、法律に人格を載せて売る仕事なんだ。
だから君もいろいろな経験をして自分を磨きなさい。」

〝人格を載せて売る〟・・・素晴らしい言葉ですょネ。

これは弁護士に限らず全ての仕事に当てはまるのではないでしょうか。

然るに、光市母子殺人事件の犯人や捏造記事を書き続けた元・朝日新聞記者の弁護団に名を連ねる多くの自称・人権派弁護士たちは、法律に何を載せて自分を売っているのやら?うー

彼ら一人一人に聞いてみたいものです。

少なくとも、「依頼者の希望の光になるような弁護士でありたい」 と仰り、差別など自分の辛い経験をもとに被告人に寄り添う大胡田弁護士には、彼らとは違う本物の人権派弁護士すなわち弱者の味方になって欲しいもの。

今後ますますのご活躍を期待します。笑2



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