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唯 一

アメリカでは、1876年から現在までの140年間で23回、日本では1936年から現在までの80年間で15回。

6,7年に1回という滅多に出ない大記録とは、何でしょう?・・・って、野球ファンならピンとくるでしょうネ。

そう、これは1人のランナーも出さず3人×9回=27人で相手を片づける 『完全試合』 のこと。

この中で、唯一ワールドシリーズで達成されたのが、今からちょうど60年前の今日・1956年10月8日のことでした。

(ちなみに日本シリーズでは未だに達成されていません。)

ブルックリン・ドジャーズ相手にこの大記録を達成したのは、ニューヨーク・ヤンキースの

ドナルド・ジェームズ・ラーセン 投手

   Donald James Larsen



        


「えっ、誰?」と仰る方が殆どだと思いますが・・・それもそのはず、彼はヤンキース生え抜きでもなく、また有名選手でもありません。

1929年にインディアナ州に生まれた彼がメジャー・デビューを果たしたのは、24歳の時。

チームはセントルイス・ブラウンズ(後にオリオールズ)でした。

彼は一流どころか夜遊び好きの札付き(?)選手で、メジャー2年目の1954年には3勝21敗というリーグ最多敗戦投手に。

こんな選手を獲得したいと思うチームはないはずですが、その年のオフにオリオールズ7人とヤンキース10人と言う史上最多の団体トレードに一員としてヤンキースに移籍したことが、彼に幸運をもたらしたようです。

翌1955年に9勝すると、1956年には11勝してチームの優勝に貢献。

そして2勝2敗で迎えたワールド・シリーズ第5戦。

の大事な試合に先発したラーセン投手は、なんと1人のランナーも出さずに 2-0 で勝利し、ワールドシリーズ唯一(メシーャーリーグ通算で6試合目)の完全試合を達成!

        

         成の瞬間ヨギ・ベラ捕手と抱き合うラーセン投手

シリーズは最終戦までもつれ込んだものの、ヤンキースが見事優勝。
ラーセン投手はシリーズMVPとベーブ・ルース賞を獲得・・・まさに一世一代の晴れ舞台ですネ。


しかし同投手は翌シーズンに10勝を挙げたものの、その後は鳴かず飛ばず。

1961年のシーズン中にアスレチックスに放出された後は、ホワイトソックス・ジャイアンツ・(現在の)アストロズ・カブスと渡り歩き、1967年に現役引退。

メジャー在籍14年間で81勝91敗27セーブ・防御
率3.78という平凡な戦績を残しただけで終わりました。

しかし、彼には再び〝完全男〟の面目を施す場面が訪れたのです。

それは1999年7月18日のこと。

ヤンキースタジアムで行われたヤンキース対エクスポスの試合前に彼が始球式を行ったのですが、なんとその試合で同じヤンキースのデビッド・コーン投手が史上16試合目の完全試合を達成したのです。

おそらく、彼は何かを持っていたんでしょうネ。

人間、人生の中で一瞬でも光り輝く時があれば、幸せです。

貴方には、そんな瞬間はもう訪れましたか?

私は・・・まだみたいというか、ないまま終わりそう。うー





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