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一 流

iPS細胞の発見で2012年にノーベル生理学賞・医学賞を受賞した

 山中 伸弥 

については、皆さんもよくご存じのことと思います。

現在京都大学iPS細胞研究所々長を務める同氏の対談が、月刊 『致知』 10月号に掲載されておりましたので、その一部を抜粋・編集にて以下にご紹介致します。

          ◆     ◆     ◆     ◆

私は子供の頃から病弱で、中学に上がった時もガリガリの体形でした。

そんなんじゃダメだと父親に言われて、柔道部に入ったんです。
高校を卒業するまで6年間、一所懸命に取り組みました。

柔道だけに限りませんけれども、普段の練習は実に単調なんですね。
毎日2、3時間ほど練習しましたが、とにかく苦しいし、楽しくない。


その上、柔道は試合が少ないんですょ。

野球やサッカーはしょっちゅう試合があるからモチベーションを保ちやすいと思うんですけど、柔道の場合は365日のうち360日は練習で、残りの5日が試合。

それも勝ち進めばまだいいですけど、負けたらまた半年間はひたすら練習をする。

その単調さに負けない精神力・忍耐力はものすごく身につきました。


これは今の仕事にも生かされています。
研究こそまさに単調な毎日で、歓喜の上がる成果は1年に1回どころか、数年に1回しかありません。

だから柔道というスポーツを経験したことは非常に良かったと思います。

       

もう一つ、私にとって大きかったのは、母親の教えです。

高校2年生の時に二段になったのですが、その頃はケガが多くてしょっちゅう捻挫や骨折をしていました。

ある時、教育実習に来られた柔道三段の大学生の方に稽古をつけてもらったことがあったのですが、投げられた時に私は負けるのが悔しくて受け身をせずに手をついたんです。

で、腕をボキッと折ってしまいました。

その先生は実習に来たその日に生徒を骨折させたということで、とても慌てられたと思うんです。

私が病院で治療を終えて帰宅すると、早速その先生から電話がかかってきて、母親が出ました。

その時 「申し訳ないです」 と謝る先生に、母親は何と言ったか。

「いや、悪いのはウチの息子です。 息子がちゃんと受け身をしなかったから骨折したに違いないので、気にしないでください。」

当時は反抗期で、よく母親と喧嘩していたんですけど、その言葉を聞いて我が親ながら立派だと尊敬し直しました。

それ以来、何か悪いことが起こった時は 「身から出たサビ」、つまり自分のせいだと考え、反対に良いことが起こった時は 「おかげさま」 と思う。

このふたつを私自身のモットーにしてきました。


          ◆     ◆     ◆     ◆

まさに〝この親ありてこの子あり〟・・・どこぞのモンペアに是非読んでいただきたいエピソードです。

また対談相手の元卓球日本代表チーム監督として多数のメダルをもたらした経歴を持つ、現スヴェンソン会長・兒玉圭司氏も、こう語っておられます。

『目の前の仕事を一所懸命、集中してやる。 これはものすごく大事なことです。
また他人が見ていないところで努力する人は必ず伸びていきますね。

私は数百人の選書を見てきましたが、1日6,7時間の決められた練習があって、それが終わって皆が帰った後、30分、1時間とプラスアルファの努力をできるかどうか。

それが一流と二流を分ける差です。』

以前ご紹介した道場六三郎氏の言葉と共通点があるように感じます。

各界の成功者・超一流の言葉には、素直に耳を傾けるべきですネ。笑2

特に、若者にはそうして欲しい・・・。

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