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完璧主義

中高年の野球ファンには、少年・青年時代に彼の作品を読んだ方が多いはず。

今日は、その

 ちば あきお さん

の命日・・・早いもので三十三回忌にあたります。


           

ちば(本名:千葉 亜喜生)さんは、1943(昭和18)年に満州・奉天に4人兄弟の3番目として生まれました。

(4歳年上の長兄が同じく漫画家のちばてつやさんであることは、言うまでもありませんネ。)

高校時代、昼間は玩具製造工場で働き、夜学に通う毎日でしたが、身体を壊して退社。

< 療養中に兄・てつや氏のアシスタントをしたことで、漫画界に。

そのアシスタント時代に 『サブとチビ』 でデビューし、その後も何本か作品を発表した彼は、1971年に兄・てつやさんのアシスタントを辞め、漫画家として一本立ち。

その翌年から月刊少年ジャンプで連載が始まったのが、代表作の 『キャプテン』で した。

            

そして私がよく読んでいたのは、この 『キャプテン』 のスピンオフ作品として翌1973年から少年ジャンプに連載が始まった 『プレイボール』。

            

それまでの野球漫画は、『巨人の星』 に代表されるような特訓・スポ根、魔球の登場など現実からはかけ離れた作品が主流でした。

しかし彼の2作品はそれらとは一線を画した、現実的な内容。

その辺の野球チームでよくありがちなストーリーが、読者の共感を得られ人気が上がったのだと思います。

従って私自身はもうストーリー自体殆ど憶えていませんが、谷口くんとかイガラシくんの名前はしっかり脳ミソの中に残っています。

(これら2作品は1977年に小学館の漫画賞を受賞。)

作品の画風同様、非常に穏やかな方で、アシスタントと一緒に美味しい食事を楽しんだり、お金を貸すなど面倒見が良かったとか。

その中には、現在原作者として活躍中の武論尊もいたそうな。

一方で作品に関しては完璧主義者で、決して手を抜かなかったといいます。

それが却って禍となってしまったのか・・・頼まれたらイヤと言えないちばさんは、徐々に仕事と時間に追い詰められてしまったようです。

1979年に 『キャプテン』 の連載終了後、一旦休筆。

その3年後から連載を再開しましたが、締切に追われてアルコール依存症になったとも。

そして躁うつ病を患った先生は、1984(昭和59)年9月13日・・・41歳の若さで自らの命を絶ってしまいました。

ただただ、残念の一言しかありません。

いつか昔懐かしい両作品を最初から読み返したいものですが、あらためてご冥福をお祈り致します。笑3



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