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深 海

地球には、人間にとって未知の部分がまだまだ沢山ありますが、その中でも私が興味あるのは〝深海〟。


地球の7割を形成する海の底がどうなっているのか?


一番高いエベレストの頂上には何百人も立っていますが、一番深いところ・・・マリアナ海溝の底・水深約11,000m地点に到達した人間は、今まで誰一人いません。


では現在、一番深い所に潜れるのはどこの国の人間なのか?


いつだったか、「2番じゃダメなんですか?」 と宣った某女性国会議員がいましたが、どっこいこの分野に関しては、我が日本が世界一。扇子


1989年に進水した有人潜水調査船


 〝しんかい6500〟


が、三陸沖の日本海溝で最大潜航深度・6,527mを記録したのが、同年8月11日のこと・・・この記録は現在に至るまで破られていません。


全長9.5m・幅2.7m・高さ3.2m、総重量25.8トンという大きな駆体ですが、『耐圧殻』 は水深6,500mで780気圧 (※指先に軽自動車が乗るのと同じ圧力) に耐えるため、厚さ73.5mmのチタン合金製で、内径は僅か2m。

昨年、この〝しんかい6500〟を舞台としたWOWOWのドラマ『海に降る』をご覧になった方はご存じだと思いますが、
この小さな空間に2名の乗組員と1名の科学者、計3名が入るのは、かなり狭苦しそう。


外を見るためののぞき窓は透明度の高いメタクリル樹脂製で、厚さは何と14cmもあるとか。


        ウォームハート 葬儀屋ナベちゃんの徒然草-しんかい


ところで、なぜ〝6500(m)〟なのか?


それは6,000m潜航できれば、世界の海の97%を探査できるから。


故に1980年代以降、各国がこぞって6,000m潜航を目標とした潜水船の開発を進めたのだそうです。


日本もその開発に乗り出し、1981年に 『しんかい2000』 を建造。


そのノウハウ・データを元に、高度なチタン加工技術などを駆使して、他国にマネの出来ない高性能を持つ 〝しんかい6500〟 を完成させたわけです。


まさに技術大国・日本の面目躍如・・・といったところでしょうか。


この潜水調査船は1991年、最大深度6,200mの三陸沖日本海溝で、世界で初めて太平洋プレートの裂け目を確認するなど、大きな成果を上げています。


そして2011年8月、東日本大震災後の三陸沖に潜って海底部の撮影に成功し、裂け目を確認しました。 

その映像が、こちら。(↓)




私も一度でいいから 〝しんかい6500〟に乗せてもらって、深海の様子をこの目で見たいものですが・・・実はこの潜水艇、エレベーターみたいに高速で浮き沈みできるわけではありません。


降下速度は毎分40m・・・ということは、6,500m潜るためには2時間30分もかかる計算。


浮上する時も同じ時間がかかるそうで、潜航可能時間は8時間だそうですから、海底にいられる時間はたったの3時間。


直径2m弱の空間で往復5時間の浮き沈みにに耐えられるのが条件。


う~ん、セッカチな私には無理かも。うー




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