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プラチナ

大学生の頃からだったでしょうか・・・毎晩午前0時近くにになると、ラジオのスイッチを入れてFM東京(現・TOKYO-FM )から流れる、あのシブい声を聴くようになったのは・・・。


遠い地平線が消えて、深々とした夜の闇に心を休める時、遥か雲海の上を音もなく流れ去る気流は、弛みない宇宙の営みを告げています。

満天の星を頂く、果てしない光の海を豊かに流れゆく風に心を開けば、きらめく星座の物語も聞こえてくる、夜の静寂の何と饒舌な事でしょうか。

光と影の境に消えていった遥かな地平線も瞼に浮かんでまいります。

これからの一時、あなたにお送りする音楽の定期便 ジェットストリーム。
夜間飛行のお供を致しますパイロットは私、城達也です。


ご存じ、名曲〝Mr.Lonely 〟に乗せて流れる


 城 達也  さん


の名調子、〝ジェット・ストリーム〟のオープニングです。


今日・2月25日は、彼の命日・・・早いもので没後20周年にあたります。


       

城さんは1931(昭和6)年の大分県生まれ。

早稲田大学文学部仏文科を卒業後、当初は俳優をしていましたが、後にその美声を生かして声優に。

私のような中高年世代には、グレゴリー・ペック、ロバート・ワグナーの吹き替えが懐かしいですが、やはり多くの人々の記憶に残る彼の声は、ジェット・ストリームでしょう。


FM東京開局以来(厳密にはそれ以前から)放送され続けている、FM放送では最長寿番組である〝ジェット・ストリーム〟。


城氏が初代パーソナリティーとして機長役を務めたのは、1967(昭和42)年7月から亡くなる直前の1994年12月まで、実に27年半の長きに渡りました。


彼がこの番組の収録する時は、機長になり切るため必ずスーツを着てスタジオ入り、そしてスタジオの照明もコクピット同様に暗くして臨んだそうです。


まさしく〝プロ〟の仕事ぶりだったんですねェ。


私が毎晩のようにこの番組を聴いていたのは、音楽そのものよりも城氏の〝プラチナの低音〟にシビレていたからなんです。


ですから、TOKYO-FM さんには申し訳ないのですが、城氏がパーソナリティーを降板された後は、この番組を殆ど聴いていません。


降板して僅か2ヶ月後の1995年2月25日、食道癌でこの世を去った城氏は63歳・・・まだまだ現役で活躍できる年齢でした。


それではご冥福をお祈りしつつ、城達也氏の懐かしい声を最後の出演となった1994年12月30日のジェット・ストリーム・・・〝ラスト・フライト〟をお聴き下さい。(

    < https://www.youtube.com/watch?v=iIK8vsH4Mfs
>


夜間飛行のお供を致しましたパイロットは私、城達也でした。


また明日、午前0時にお会い致しましょう・・・。笑3

通常はそう番組を締めくくっていた城さんのラスト・メッセージは、こうでした。

ではみなさん、さようなら。  よいお年をお迎え下さい。





         

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