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特 注

巷のお店では、よく常連さんしか知らない、また常連さんにだけ振舞う〝裏メニュー〟なるものがありますょネ。

実は我がエネゴリ君のお店にも、それがあります・・・というか、私にだけ彼が作ってくれる特別メニューが。 それは、


 手羽元の燻製


まさに名前通りの料理なんです。 これは以前、彼が

「渡辺さん、試しに作ってみたんですけど、味見してくれませんか?」

と出してきたので仕方なく(?)毒見役を務めたところ、これが意外にイケたんです。

「いいじゃない、コレ。 好きだョ、こういう味は。」

と褒めたら、エネゴリ君は満面の笑み。 


           

ただ作るのに手間暇がかかるようで、結局お店の正式メニューに採用されることはありませんでした。

でも私はまた食べたかったので、彼には

「また国産のイイ鶏肉が入ったら、やってくれョ!」

と行くたびに頼んでいたのですが、ここ1年ほど作ってくれなかったんです。

そして先日、珍しく彼から 「近いうち、お店に来られますか?」 というメールが。

私はこれを見た瞬間、(あっ、これは・・・)とビンッと来たのですが、それにはあえて触れず 「じゃあ、明日行くよ」 と返信。

翌日店に顔を出すと、エネゴリ君はカウンターの中でニコニコ顔。 予想通り、

「渡辺さん、今日は仕込んでおきましたョ~。 いくつ召し上がりますか?」

と言うんで4個注文。 また美味しくしいただきました。 


が、食べ終わってお皿を戻すと、彼がこういうんです。

「じゃあ、残りもお持ち帰りいただけますょネ?」

実は前回、彼には 「作ってくれたら、残りもオレが全部買い取って持ち帰ってあげるョ」 と言っていたのですが・・・ここで私のイジリ心がムズムズ。

「えっ、そんなこと言われても、昨日あと数日分の食材買っったばかりだから困るョ。 なんで昨日メールくれた時に言ってくれないんだょ。 そうすれば喜んで引き取ったのに。」

「え~、それは渡辺さんを驚かせようと思ったんですょ。」

それも昨日時点で感づいていましたが、そこはトボケて

「そうかァ、確かに驚いたけど(ウソ)、引き取れないなァ。 残念っ! 悪いけど、明日の賄いで自分で食べなョ。」

「エ~、それだと材料費が自分の持ち出しになっちゃいますョ~。」

と、もう泣き顔。 


            

さすがに可哀想になったんで、

「分かった分かった、じゃあ可哀想だから買い取ってやるョ。」

すると彼の泣き顔は、笑顔に早変わり。

「えっ、ホントですか~。 ウォッ、フォッ、フォ!」

その笑い声というか雄叫びを聞いた私とオーナーは、腹を抱えて大笑い。

エネゴリ君、ますますゴリラに近づきつつあるようです。

さて、10個作った手羽元の残り6個を買い取って、翌日自宅で食べたのが、こちら。(↓)

        


どうです、美味しそうでしょ~。 


でもホントは、店で彼をイジリながら食べるのが一番ウマイんですけどネ。あせあせ

ちなみに、一緒に食べた我が家の女王様も絶賛でした。

果てさて、今度これを味わえるのは、いつになることやら・・・。


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