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決 別

皆さんは、

      
のりゆき

 山口 敬之 

という方を、ご存じでしょうか?

彼は1966年の東京生まれの50歳で、慶應義塾大学卒。
1990年TBSに入社し、以来25年間報道局に所属。

臨時プノンペン支局やロンドン支局ではマンデラ大統領誕生やルワンダ紛争・IRAのテロ攻撃、パレスチナ紛争などを取材。

2000年から政治部に移り、2013年からワシントン支局長を務めたマスコミ人なのですが・・・この彼の名を一躍有名にしたのは、そのワシントン支局長時代。

〝ベトナム戦争当時の韓国軍慰安所の存在を示すアメリカ公文書〟
の存在を突き止めたものの、このスクープを勤務先のTBSが報道しなかったため、この記事を今なにかと話題の週刊文春に寄稿。

同誌が2015年3月に 『米機密公文書が暴く朴槿恵の“急所”韓国軍にベトナム人慰安婦がいた』 として掲載したのです。


これがアメリカ国務省の記者会見でも取り上げられなど、世界的に注目を浴びました。

通常ならTBSが真っ先に報道し、彼は特ダネを抜いて社長表彰される・・・はずなのに、なんと彼はその1ヶ月後に支局長を解任され、営業部に異動。

要するに、左遷されたのです。

TBSがいかに親韓・反日左翼メディアであるかを証明する出来事でした。

当時ネット上でこの人事異動が話題になりましたし、私も山口氏のFB友達にさせていただき応援メッセージを送ったのですが・・・結局彼は先月TBSを退職し、フリー・ジャーナリストに。

その彼がつい先日書籍を出版したので、早速購入しました。 それが

 『 総 理 』 (幻冬舎・刊)


         

同書は、2000年に政治記者となった直後、当時小泉内閣の官房副長官だった安倍晋三・現総理との交流を通し、安倍氏や安倍内閣の知られざる内幕を綴ったもの。

山口氏は、執筆した目的を

「至近距離で目撃してきた安倍総理・安倍政権のキーマンたちの発言と行動を詳らかにし、読者に〝宰相とはどんな仕事か〟、〝安倍晋三とはどんな人物か〟、〝安倍政権はどのように運営されているのか〟を広く知っていただく」

ことにあると仰っています。 

「そしてこれを通して〝宰相にはどのような人物が相応しいのか〟、〝ポスト安倍に誰を選ぶべきか〟を考える一助になれば」


とも。

具体的な中身については、敢えてここではご紹介しませんが、多くのテレビ局員が自己保身のために社の方針に従う中で、

「政治部では毎日のように『取材対象に食い込め!』と言われるのに、いざ食い込んでみると『近すぎる』と批判されるのは納得いかなかった」

と語る彼が忸怩たる思いをぶつけた、またどれ程安倍総理ら官邸内部に食い込んでいたかが分かる一冊・・・読み応えは十分かと。 また本書には

「政局記者が、利己的な動機を持って事実を歪めたり偏った発信をしたりしたら、それはもはやジャーナリズムではないばかりか、歴史をねじ曲げようとする絶対悪として指弾されるべき」

という一文があるのですが・・・私には決別した会社を〝政局記者〟に置き換えた、強烈な皮肉に思えました。


(本人はそう明言していませんが、おそらく)そのTBSの体質に嫌気して飛び出し、50歳にしてフリーになった山口氏の今後に期待される方は是非お買い求めいただき、応援してください。扇子



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