一昨日の7日、珍しく午後6時前に帰宅した私がテレビのスイッチを入れると、NHK・BS-1でプロ野球の交流戦・西武-巨人が始まるところでした。
ちょうど試合前の国歌演奏が始まるところだったので、私も居住まいを正して聴こう・・・と思っていたら、なんとアナウンサーが番組の紹介を始めるではありませんか。
しかも演奏中ず~っと喋りっ放しで、肝心の『君が代』は殆どBGM状態。
少なくとも私は今までメジャーリーグを始めボクシングの世界タイトル戦等々、試合前の国歌演奏・斉唱の際にアナウンサーが喋るところなど見た記憶なし。
そして民放に勤務している後輩からも、「少なくとも弊社では有り得ないし、CMも入れません」という確認が取れたので、私は試合中に
『本日貴局BS-1で中継している西武-巨人戦で、試合前の国歌演奏中にアナウンサーが番組説明をし続けていた。
公共放送である貴局が、卑しくも国歌演奏中にそれを遮るような放送をするとは何事か。
選手も観客もそうしているのだから、アナウンサー・解説者も同様に起立・静聴すべきだろう。
貴局の姿勢を問う。』
という、抗議のメールを送信しました。
(注:私は滅多にこういうことはしないんですけどネ。)
2016年・開幕戦での国歌斉唱
そして昨日、NHKから回答がありましたので、以下にご紹介します。(原文まま) 昨日のプロ野球中継冒頭の君が代の演奏中にコメントしたことについてですが、通常は君が代が流れるときはコメントをしないというスタンスで放送に臨んでいます。 ただ、昨日の放送に関しては、通常の101chとは別に102chで企画の放送があったことから視聴者のみなさまにその企画内容の説明をする必要があったこと、それに加え君が代の演奏がこちらが想定していた時刻より早まったことから、演奏中にコメントすることとなってしまいました。 たいへん申し訳ございませんでした。 今後は、このようなことがないよう細心の注意を払ってまいる所存です。 今後とも、NHKをご支援いただきますようお願い致します。 お便りありがとうございました。 プロ野球中継 担当 NHKふれあいセンター(放送)』 ・・・皆さんは、これをどう思われますでしょうか?
『 渡辺 様
NHKの番組をご視聴いただき、ありがとうございます。
私には、最近連日都議会で批判されている税金泥棒の言い訳と同レベルに聞こえるのですが。
生放送にはアクシデントは付き物であり、予めそれを想定するのがプロ。
それに高々1分足らずの演奏中黙っていることが出来ないほど重要な説明でもなし。
要はアナウンサーもスタッフも、いやNHK自体が国歌を軽んじている反日左翼体質に染まっているとしか思えないのです。
それは何もこの件だけで断じているわけではありません。
かつて同局では深夜の放送終了時と早朝の放送開始時に日の丸の映像付きで毎日『君が代』を流していたのですが、今は定期放送していません。
以前その理由を問い質したところ、返ってきた答えは
『現在は24時間放送になったため、切れ目が無くなったから。』
ですって。 従って現在は、設備の保守・整備・点検のために夜間放送休止する時のみ放送しているだけなんです。
仮に24時間放送であっても、その気になれば番組の切れ目に挿入すれば良いだけの事。
国営とはいえないまでも、日本唯一の公共放送局がこんな対応で良いのでしょうか?
『今後とも、NHKをご支援いただきますようお願い致します。』
だと? ふ・ざ・け・る・な!