FC2ブログ
name card
ビジネスマンにとっての必携品・・・今日は、その

 名刺の日

なんですって。

五月の〝 May〟 に4日の〝し〟の、ちょっとヒネッた語呂合わせで制定されたそうな。

一般的に縦横のサイズは黄金比で作られ、日本は91mm×51mmで欧米は一回り小さい89mm×51mmが標準サイズなのだとか。


ところでこの名刺・・・なんで〝名紙〟じゃなくて〝名刺〟なんだ? って疑問に思ったこと、ありませんか?

実は私、社会人になって会社から初めて自分の名刺を作ってもらった時に不思議に思い上司や先輩社員に聞いてみたのですが、誰も知りませんでした。

これは古代中国で、官僚や地主など地位のある人が他人の屋敷を訪れた際、門前の箱に名前と身分を書いた〝刺〟といわれる木や竹で作った札を投じて取次ぎを依頼した習慣が発祥なんだそうです。

まぁ確かに最近では木を薄く削ったものや、透明なプラスチック素材の名刺を作る方もいますから、〝紙〟じゃまずいかもしれません。

この名刺、挨拶代わりに相手に手渡すものではありますが、様々なエピソードを生むことも。

私か営業マン時代に聞いて感動したのは、この逸話。


        


その昔、大坂に赴任したM銀行の若き行員が、日本最大の家電メーカー・松下電器と(現・パナソニック)の取引を目指し、同社に飛び込み訪問しました。

しかし当時の松下電器はS銀行としか取引しないことで有名。
当然、彼は体よくあしらわれて門前払い。

先輩行員からも 「もう諦めろ」 と言われながらも彼はコツコツと通い続け、やがて松下電器でも彼の事が話題になるように。

そして初訪から3年経ったある日、幸之助翁から 「会ってもエエで。」 とお許しが。

とても一人では会えないと役員に同行を頼んで訪れた彼は、幸之助翁の待つ応接室に通されると、机の上には今まで彼が受付に渡し続けた300枚もの名刺が積まれていたとか。

てっきり〝経営の神様〟から直接断りの引導を渡されると思ってガチガチに緊張している彼らに、幸之助翁は信じられない言葉を発しました。

「私は大変感心しました。 このような優秀で熱心な人がいるということは、あなたのところは素晴らしい銀行ですな。


商売というのはこういう熱心さ、思いがないとあきまへん。

こういう熱心な行員さんがいるところならば、僅かな金額でもよいならお取引しましょうか。」

M銀行は業界の常識を破って天下の松下電器の2行目の取引先となり、彼はその功績をもって出世したとのこと。

一方その真逆の例としては、我が故郷・長野県で2000年に作家の田中康夫氏が県知事になった際、挨拶回りする田中新知事から名刺を受取った県の企業局長が目の前でそれを折り曲げるという非礼な振る舞いをし、それがテレビニュースで流れたことで非難が殺到・・・結局辞表を提出した騒ぎが忘れられません。

また個人的にも、営業マン時代にある方の紹介でお会いした社長さんが、面談中に私の渡した名刺の角で爪の垢をほじくり始めたのを見て、ムッとしたことが。

おそらくその社長は早く面談を終えたかったのでしょうが、やって良い事と悪い事がありますョネ。

私は話を適当に打ち切り、帰社後に紹介してくれた方のオフィスに伺って事の次第を報告。

するとその方は私の目の前ですぐさまその社長に電話をし、「礼儀知らずとはこれきりだ」 と取引停止を通告したのでした

たかが名刺、されど名刺・・・〝バ〇とハサミは使いよう〟って言いますが、名刺も使いようによってビジネスや人生を大きく変えることもあるのです。

スポンサーサイト



コメント
コメント
コメントの投稿
URL:
本文:
パスワード:
非公開コメント: 管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック
トラックバック URL
トラックバック