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キャンプ


Camp
・・・辞書で調べると、野営・合宿・収容所などの意味があるそうな。

今日はそれら本来の英語の意味ではなく、和製英語で使われているプロ野球のキャンプに関するお話です。

現在各チームともキャンプの真っ最中ですが、日本プロ野球において初めて春季キャンプを行ったのは最古の歴史を誇る読売ジャイアンツ・・・でずか、一体いつ頃のことだと思いますか?

正解は、今から69年前の今日・1946年2月18日から。

終戦後僅か半年経ったばかりでした。

場所は愛媛県松山市の旧制松山高校のグラウンドだったそうです。

現在では各球団とも2月1日からキャンプイン (※例外的に海外キャンプ等コミッショナーが特に許可した場合はその前日からの場合あり) し、選手はほぼ1ヶ月に渡りホテル等の宿舎に缶詰状態で鍛えられます。

そういう意味では、まさに収容所状態・・・だからキャンプって言われるようになったのでしょうか?うー

なぜ2月1日なのかというと、これは野球協約・第173条(ポストシーズン)に


「球団又は選手は、毎年12月1日から翌年1月31日までの期間においては、いかなる野球試合又は合同練習あるいは野球指導も行うことはできない。」


と記載されているから。

つまり選手たちのチームによる拘束期間は1年の内10ヶ月。

よく年俸ン千万円とか言われていますが、厳密には10ヶ月分の給与なんですネ。

しかし条文は、こう続いています。


「・・・なお、選手が球団の命令に基づかず自由意志によって基礎練習を行うことを妨げない。」

これがいわゆる自主トレといわれるもの。

球団から拘束されないため、選手たちはユニホームではなくジャージなどで練習しています。

以前、いくつものスポーツ用品メーカーから「着てください」と無償でトレーニングウェアをもらった現役時代の王選手が、その律儀な性格から毎日取り替えて全てのメーカーのウェアを着た・・・なんて話を聞いたことがあります。

でも自主トレとは言いながら、現在ではそのトレーニング・メニューはチームから渡されているそうですから、協約は殆ど有名無実化しているといえるかも。
   


       


結局正月過ぎからチームメートや他チームの仲良し選手らとジ自主トレから団体で練習を始めるのが、日本選手。

しかにも農耕民族らしいですが・・・では米メジャーリーグの選手たちはどうか?

彼らがスプリング・トレーニングに入るのは、2月半ば。

それも野手陣は投手陣よりも1週間遅く合流し、練習もチームプレー主体として全体練習は2時間前後。

早朝の散歩から午前・午後、更には夜の特打ち等々、ほぼ丸1日拘束する日本のキャンプとは大違い。


しかもキャンプ・インして1週間ちょっとでオープン戦に突入するそうですから、選手たちはそれまでに体作りをしなくてはなりません。

よくメジャー入りしたばかりの日本選手が練習方法のあまりの違いに戸惑うのは、当然かもしれません。


最初からチーム主導・団体で練習する日本式と、あくまで個人責任で身体を作るアメリカ式・・・皆さんが選手なら、どちらがいいですか?

私はアメリカ式が好きですが・・・根がぐうたらですから日本式の方がいいのかも。あせあせ





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