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聖 者

古くは釈迦やキリスト、ムハンマドから、近所の怪しげな祈祷師まで・・・宗教家・教祖と呼ばれる人物は何人もいますが、近年最も世界にその名を知られた宗教家といえば、


 サティヤ・サイ・ババ

   Sathya Sai Baba

でしょうか。 


日本でも一時期マスメディアに取り上げられたので、名前に聞き覚えのある方も多いと思いますが、今日4月24日は、彼の命日・没後5周年にあたります。


サイ・ババは1926年にシンドのアーンドラ・プラデーシュ州にあるバッチパルティという村の貧しい家に生まれました。 ところがは14歳の時に突然、


「自分はシルディ・サイババの生まれ変わりで、人々の悩みを取り払うために降臨した」

と宣言し、サイ・ババ(※聖なる父、聖者の意)と名乗るように。

その直後から家を出て説法を始めると、不治の病を直すなど数々の奇跡を起こすことが知られるようになり、その評判はやがてインド全土に拡散。

1960年代にはサイ・ババの名は海外にも広まり、数百冊に上る彼の著書は何ヶ国語にも翻訳されました。

更に1990年代に入るとインドの元首相・大統領が彼を表敬訪問。


その頃日本でも彼の関連書籍が発売され、テレビ番組でも特集が組まれるなどして彼の名は多くの人の知るところとなりました。(


   https://www.youtube.com/watch?v=hJREnxbo7LY


その頃、ウチの女王様も彼に関心を持ち、やれサイ・ババがどうしたの、アガスティアの葉がどうだのと盛んに口走っていたことを憶えています。

一時期はインドに行きたい、なんて騒いで私をゾッとさせましたが・・・幸い、それはやがて鎮静化して事なきを得ていますが。
うー


        

なぜ彼女が冷めたのかというと、彼の起こす奇跡・・・例えば手から灰などを出す〝物質化〟などがトリックや手品だという報道が出始め、また彼の住居が殺人事件の現場となったことなどから、彼に対する信頼度が揺らいだため。

同様に彼の信者は一時期減ったのですが、しかし21世紀に入ると再び彼の病院・学校の設立や水道敷設など無料の奉仕活動は見直されるように。


2008年11月には、人類の幸福と世界平和のための大護摩供養が3万人収容のスタジアムで開催され、インド国内から180名の僧侶が集まって供養を行い、多くの政治家・要人も参列しました。

しかし2011年3月に呼吸器不全のため入院、同年4月24日に84歳でこの世を去りました。

さすがの聖者も、死を免れることは出来まなかったというわけです。

彼が真の宗教家・霊能者だったのか、それとも単なる手品師だったのかは、私には判断できません。

が、彼のおかげで難病が治癒するなど恩恵を授かった方が数多くいるのなら、たとえそれが〝病は気から〟だったとしても、その存在は否定できないでしよう。

現にインド政府は、大統領・首相以外ではマザー・テレサだけだったという国葬を彼のために執り行っていますし。


彼の行いや人生を振り返ると、人間の持つ力の不思議と無限の可能性を信じたくなります。笑3


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