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鬱 蒼

紅葉シーズンに華厳の滝や男体山にお出かけになられた方は、この名所を通ったことがあるかもしれません。

東京方面から日光東照宮に向かう街道に生い茂る

 日光杉並木

特別史跡・特別天然記念物に指定され、総延長35.41kmでギネスブックに世界最長として登録されているこの並木道が東照宮に寄進されたのが、今から368年前の今日・1648(慶安元)年4月17日・・・東照大権現・徳川家康公の命日に合わせてのことでした。

※ちなみに今日は家康公の没後400周年にあたります。


家康・家忠・家光と三代の将軍に仕え、家光の意を受けて日光東照宮の造営にも携わった相模国玉縄藩の初代藩主・松平正綱が1625(寛永2)年から造成を始め、約24年の歳月をかけて約2万本を植樹したのですが、一口に杉並木といっても1本の街道ではありません。

旧日光神領内にある日光街道(19.2km)・例幣使街道(13.9km)・会津西街道(3.9km)の3本の街道筋に植えられています。

高さ30m前後の杉の木が道の両側にそびえていて昼でもあまり日が当たらず、またあまり人気もありませんが、マイナスイオンはたっぷり・・・ただ例幣使街道のように舗装され、車で快適に通り過ぎる道路もあります。(


      

宇都宮支店勤務時代、今市から鹿沼に抜ける際には、よくここを通りましたが、道幅が狭くかつ冬場は陽があたらないため日中でも凍結してツルッツル・・・ハンドルを持つ手が緊張で汗ばんだものです。




その後道路拡張の計画などで何度か伐採の危機があったそうですが、一部が失われただけで現在までその姿を保っています・・・が、なにせ木は生き物。

植樹から400年近く経過していますから、枯れたり倒れたりで現在の本数は約12,000本。

現在は年間100本前後が失われているのが現状だそうな。

街道沿いにお住まいだった契約者の自宅に強風で倒れた杉の木が直撃し、屋根が真っ二つになった・・・なんてこともありましたっけ。ダメだぁ顔

最も減少が激しいのは例幣使街道だそうですから、やはり排ガスも早く枯れてしまう原因のひとつかもしれません。

このままだと近い将来に杉並木が消滅してしまう・・・ということで、現在様々な対策が講じられています。

栃木県や保護団体が樹勢回復のため路肩を整備するなどしていますが、面白いのは、8年程前から始まった 『日光杉並木オーナー制度』

これは必要経費を捻出するため、並木保護に賛同する方に杉1本毎のオーナーになっていただくもの。

文化財のため伐採は出来ませんが、解約を希望すれば栃木県がいつでも同額で買い戻してくれるそうです。

えっ、値段はいくらかって?

はい、1本につきほんの1,000万円だそうです。驚き顔

既にオーナーがついた木の本数は、3月末で551本。

あと11,000本以上の空きがありますから、皆さんふるってご応募ください!




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