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ハ チ

今日は、おそらく日本で・・・いや、2009年にリチャード・ギア主演の映画 『HACHI 約束の犬』 が公開されましたから、世界で最も有名と言っていい秋田犬の記念日、

なのだそうな。

1936(昭和11)年から、この日に慰霊祭が行われているそうですから、今年でちょうど80年目ということになります。

秋田犬のハチは、1923年11月に秋田県大館市で生まれました。


翌年には列車に揺られて上京(?)、東京帝国大学農学部教授・上原英三郎氏に飼われることに。


上原氏の自宅は現在の東急百貨店・本店付近だったそうで、子犬の頃から時々渋谷駅まで送り迎えしていたのだそうな・・・。


ところが1925年5月に上野氏が教室内で倒れ急逝。


その後ハチは居場所を転々とした後、富ヶ谷に住む上野邸出入りの植木職人・小林菊三郎氏に預けられました。


その小林邸から毎日決まった時間に渋谷駅にやってくるハチ・・・実はそれまで駅員やヤキトリ屋の経営者にイジメられていたそうな。

それを不憫に思った日本犬保存会の斉藤弘吉氏が、小林宅から亡き主人を迎えに渋谷駅に現れるハチの様子を、1932年10月7日付けの朝日新聞に 『いとしや老犬物語』 として寄稿。


この記事がキッカケとなって一躍有名になってからは、人々から 〝ハチ公〟 という愛称で呼ばれ、かわいがられるようになったとか。


(渋谷駅近くの焼き鳥屋の主人がかわいがって焼き鳥を与えていたそうで、ハチはこれを目当てに渋谷駅に現れた・・・という説も。 

が、ここでは敢えてその説は信じないことにしましょう。)あせあせ



        


1934年1月に 『忠犬ハチ公銅像建設趣意書』 が作られ、募金開始。

彫刻家・安藤照氏によりハチ公像が制作され、同年4月21日に渋谷駅で除幕式が執り行われました。

このイベントには上原教授の未亡人を始め各界から約300人もの著名人が、そしてハチ公本人(犬?)も参列。
        
             

                  銅像とハチ公

しかしその翌年3月8日、ハチは渋谷駅近くの路地で死去。 
犬齢13歳・・・人間で言えば、90歳の大往生でした。


ハチの告別式は渋谷駅で盛大に行われ、僧侶も読経をするなど人間さながらの葬儀だったようです。


ハチの遺骨は分骨され、飼い主だった上野氏が眠る青山霊園内の墓地の隣に葬られました。


一方ハチ公の銅像も、その後は苛酷な運命を辿ります。


大東亜戦争末期には金属資源不足により供出され、終戦前日の1945年8月14日に浜松工機部で哀れにも熔かされてしまい、後に機関車の動輪となって東海道線を走ることに。


その後1948年8月に安藤照氏の息子・士氏によりハチ公像が再作製され、その直後には来日したヘレン・ケラーも触りに訪れたとか。


当時は駅前広場の中央に北向きで鎮座していましたが、1989年に広場拡張のため場所を移動、東向きに修正され現在に至っています。


今でも待ち合わせの場所として人々に親しませているハチ公ですが、若者には銅像の位置だけでなく、彼の〝忠義心〟 にも注目して欲しいですネ。笑2


・・・と、ここまで来て 「あれっ?」 と思った方、いらっしゃいませんか?

誕生月は11月、命日は3月8日、銅像の除幕式は4月21日だったのに、なぜ『忠犬ハチ公の日』は4月8日なのかって。

私も不思議に思って制定した団体に問い合わせたところ、返ってきた答えは

「命日の3月8日はまだ寒いんで、1ヶ月ずらして4月8日にしました。」

なんと軟弱な・・・と思ってしまいそうですが、実はこの団体とは秋田県大館市にある『秋田犬群像維持会』。

そりゃあ3月はまだ雪深いですから、慰霊祭なんて行えないでしょう。


お盆と同じで、ひと月ずらすことに抵抗感は無かったのかも。

そんなウラ事情に苦笑いしつつ、忠犬ハチ公の冥福を祈りたいと思います。犬 ワンッ



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