FC2ブログ
練 習
アメリカの現地時間の2月7日(※日本時間では今日・8日)、アメリカのプロ・スポーツ最大のイベント、

 スーパーボウル

   Super Bowl


が、カリフォルニア州サンタクララのリーバイス・スタジアムで開催されます。


第50回という節目の今年、私もテレビ観戦するのが今から楽しみですが・・・今日は、7年前に行われた第43回スーパーボウルの裏話をご紹介しましょう。


この時はピッツバーク・スティーラーズとアリゾナ・カージナルスの対戦。

10-7と3点スティーラーズがリードして迎えた前半残り18秒。

カージナルスが相手エンドゾーンまであと2ヤードという絶好のチャンスを迎えたのですが・・・ここで予想外のビッグプレーが飛び出します。

まずは、その映像をご覧ください。(


   https://www.youtube.com/watch?v=RqnQwKAI4OE


カージナルスのQBワーナーのパスを、このシーズン16サックをあげて最優秀守備選手賞を獲得したスティーラーズのLB(ラインバッカー)ジェームズ・ハリソンがエンドゾーン内でインターセプト。

そのまま反対側の敵陣エンドゾーンまで走り込んでタッチダウン!

フィールドの端から端まで走った100ヤードのリターン・タッチダウンは現在でもスーパーボウル記録(・・・というか、これはまず破れないでしょう)。


結局これがモノを言って、スティーラーズが27-23で勝利を収めました。

さて、このビッグプレー・・・決して偶然飛び出したものではなかったのです。


影の主役は、スティーラーズのヘッド・コーチ、


 マイク・トムリン

  Mike Tomlin


       


1972年生まれの彼、実はNFLのプロ選手経験がありません。

大学のコーチとして指導者のキャリアをスタートし、29歳だった2001年にタンパベイ・バッカニアーズのコーチとしてプロの世界に。

そして2007年、名門スティーラーズのヘッドコーチに迎えられたのです。

日本でいえば、大学のコーチがプロ野球チームの監督に就任するようなもの・・・ちょっと考えられません。

そして元々ディフェンスが専門だった彼は試合前、ディフェンス・チームにインターセプトした後のカバーリングやリターン・タッチ・ダウンまで練習させたのです。

通常の練習では、インターセプトした時点でプレーはストップさせるもの。

そこから先数十ヤードも走る練習なんて、選手はやりたがりません。


ところが彼は、その数試合に1度出るか出ないかのリターン・タッチ・ダウンの練習を繰り返し選手に要求したそうな。

ゴルフで例えるなら、右打ちのプレーヤーが左打ちの練習をするようなもの。

アマチュアは普通そんなことはしませんが、プロは万が一のトラブルを想定して常日頃から逆打ちの練習をするといいます。

あらゆるシチュエーションを想定し、それに備えるプロの凄みを感じさせます。

その結果、ボールを持ったハリソン選手を他のディフェンダー達が相手選手からしっかりと守ることが出来た、というわけ。

この事実を知った上で再度VTRを観ていただくと、そのチーム・カバーの様子がお分かり頂けると思います。


〝練習は、試合でたった一度のチャンスを確実にモノにするために繰り返し行うもの〟

・・・そんな当たり前のことを気付かせてくれたプレーでした。

さすが若くしてプロのヘッドコーチに抜擢されただけのことはありますネ。


彼が樹立した、36歳というスーパーボウル優勝ヘッドコーチの最年少記録・・・今後破る者が現れるかどうか、楽しみです。

今年は、その彼が率いるスティーラーズをディビジョナル・プレーオフで破ったデンバー・ブロンコスと、今シーズン1敗しかしていない絶好調のキャロライナ・パンサーズの激突。


テレビ中継は、今日・午前8時からNHK・BS1と日テレジータスで生中継が、また今夜23時からNHK・BS1で録画が放映されます。

観戦できる方は、是非!笑2


スポンサーサイト



コメント
コメント
コメントの投稿
URL:
本文:
パスワード:
非公開コメント: 管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック
トラックバック URL
トラックバック