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撤 去

元プロ野球選手の清原和博容疑者が覚せい剤所持の現行犯で逮捕されたことは、皆さんご存知の通り。

彼と桑田投手のKKコンビが甲子園で活躍したのは、私が社会人になって間もなくの頃・・・史上初の夏・春・夏3連覇を目指す水野投手率いる池田高校が、1年生のKKコンビ擁するPL学園に敗れた衝撃的な準決勝戦を喫茶店のテレビで仕事をサボッて観戦したことは、今でもよく憶えています。

それ以降の活躍も知っているだけに、以前から薬物疑惑が囁かれていたとは言えいざ逮捕となると少なからずショックですし、本人が警察のマークを知りながら止められなかったヤクの恐ろしさを再認識させられます。

しかしこの事件に関して、疑問に思うことが・・・。

それは甲子園歴史館が今回の逮捕を受け、彼が高校時代使用していた金属バットや(複製)ユニホームを撤去したこと。

展示されていたガラスケースは、現在空っぽ。


更に館内で流している映像から、彼の登場場面をカットする方向で検討中だとか。


         
           

確かに違法薬物の使用は許されるものではありませんし、彼には相応の刑罰を受け反省してもらわなければなりません。

しかしだからと言って、「教育上の配慮から」 という理由で(薬物とは関係ない)高校時代の記念品まで撤去する必要があるのでしょうか?

過去プロ野球に於いては、八百長試合が露見した『黒い霧事件』で何人かのプロ野球選手が永久追放になりました。

またメジャーリーグでも歴代1位の安打数を誇るピート・ローズ選手が監督時代に野球賭博を行ったことで永久追放になっています。

しかしその双方の事例でも、アマチュア時代の記録までは遡って抹消されていないはず。

清原選手は超有名選手だっただけに社会に与える影響度は大きいとはいえ、現役引退後の薬物使用で高校時代の名誉まで消し去るのは、ちょっと酷なのでは?

それは〝教育的配慮〟ではなく、単に甲子園歴史館側が抗議を受けたくないから先手を打っただけの、あるいは抗議があったから慌てて撤去しただけのことでしょう。

もし清原容疑者が有罪となり服役した場合、刑期満了で釈放されたらユニホームやバットは再び展示するのでしょうか?


とかく我が国では、一度会社を倒産させた経営者が再チャレンジしにくい土壌があると言われます。

同様に一度過ちを犯した人間に冷たいとも・・・。

有名人ゆえにマスコミや世間から批判されるのはある程度仕方ないとは言え、彼の人生を全否定するかのような仕打ちは行き過ぎだと私は思うのです。

他人の人生を遡って否定・批判できる程清廉潔白な人間って、果たしてどれくらいいるんでしょう?

もはや日本に〝武士の情け〟はないのか・・・。うー





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