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ハ イ

という素直な心・・・なんて、道徳の話ではありません。あせあせ

飛行機を乗っ取り、乗客・乗員を人質にして自分の要求を通そうとし、それが叶えられない場合は時として人質もろとも機体を墜落させたり爆破までするという卑劣な犯罪、

 ハイジャック

この飛行機の不法奪取を犯罪として扱う義務、その訴追または犯人引き渡しの義務などを定めた『航空機の不法な奪取の防止に関する条約』・・・別名〝ハーグ条約〟が採択されたのは、今から45年前の今日・1970年12月15日のことでした。

このハイジャックが世界で初めて起きたのは意外と古く、1931年2月21日。

ペルーで、同国の反政府グループがアメリカのPAN-AM 機を強奪。

その理由は自分たちの宣伝ビラを上空から撒くためという、今から考えれば長閑なもの。

しかもハイジャックした飛行機は貨物機でしたから、まだ良心的(?)。


また1950年3月23日に起きたチェコ航空機のハイジャック事件では犯人4人が亡命目的で西ドイツに着陸させたところ、何と乗客2名がちゃっかり便乗して亡命した、なんてことも。

日本で初のハイジャック事件が起きたのは、ハーグ条約採択前の1970年3月31日に起きた『よど号ハイジャック事件』。

 ※同事件に関する過去記事は、こちら。 (↓)
   http://ameblo.jp/warmheart2003/entry-11914849837.html


        


この事件を受けて、日本ではハーグ条約採択前、事件後僅か1ヶ月半後の同年5月18日に『航空機の強取等の処罰に関する法律』、いわゆるハイジャック防止法を成立させました。
(ただしこの法律は、よど号ハイジャック犯には適用されません。)


ところで、このハイジャックという単語・・・私もそうだったのですが、多くの方が飛行機だから〝ハイ〟= “high ” だと思っているのではないでしょうか?

正しくは、“hi ”・・・つまりハイジャックの綴りは“Hijack ”なんです。


この語源については、

◆ 禁酒法が施行されていた時代のアメリカで、知り合いのふりをして 「ハ~イ、ジャック!」と近づき、運転手を襲って密造酒を奪う事件が頻発したことに因む。

◆ 追いはぎを意味する“Highwayman ” と密猟者を意味する“Jacker ”の合成語。

◆ “Stick'em up high, Jack!(手を高く上げろ)” という強盗の決まり文句の短縮形。

など、様々な説があるそうな。

中には“high ” が関わっている説もありますが、いずれにせよ現在使われているのは“hi ” であることは、憶えておくべきでしょう。

また日本では時として〝シージャック〟という類似語が使われますが、これは和製英語。

〝電波ジャック〟同様、外国人には通じませんので、ご注意を・・・って、当たり前か。

いずれにせよ、こんな言葉をニュースで全く聞かなくなる世の中になってほしいものです。

まぁ、我が家の場合は毎日〝女王様ジャック〟されてますが。うー





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