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プラセンタ

お待たせしました。 久々に、あのエネゴリ君の登場です。エネゴリ君

例によって、店のカウンターでエネゴリ君との会話を楽しんでいたところ、話題が唐辛子のことになりました。

「じゃあさ、エネゴリ君。 
唐辛子で一番辛いところって、どこだと思う?」

「そりゃあ、真っ赤な皮の部分じゃないですか?」

「あはは、やっぱりそうきたか。 
多分殆どの人がそう答えるだろうけど、違うんだ。

実は、真っ赤な皮自体は辛くないんだョ。
一番辛いのは、芯の部分。

唐辛子を縦に切ると、ヘトの下に種がびっしりついているだろう?
その芯のところがもの凄く辛いんだ。

そこを〝胎座〟、英語で〝プラセンタ〟って言うんだ。」

         


※よく輪切りの唐辛子を食べると辛く感じますが、これはその胎座のカプサイシンが種や皮についたため。

なお、市販されている乾燥した赤トウガラシは胎座も乾燥してバラバラに砕け、それが皮に付着して辛く感じるのです。

「ふぅ~ん、そうなんですか。 知りませんでした。」


「キミも料理人なんだから、そのくらいは知らなきゃダメだょ。」

と蘊蓄を傾けた私は、しばし店主と政治談議・・・すると数分後、厨房でしゃがみ込んでいたエネゴリ君が

<
「グェッ、ウプッ。」

と何とも言えぬうめき声を・・・。

「ど、どうしたんだ?」

心配した店主が厨房を覗き込むと、エネゴリ君が真っ赤な顔して立ち上がりました。

「いや、渡辺さんが言う通り唐辛子の芯が本当に辛いかどうか、食べてみたんです。」

見ると、確かに彼の右手にはハラペーニョが・・・。

「で、どうだったの?」 

「ホ、ホントに辛いです!」

実はエネゴリ君、見かけによらず辛い食べ物は全くダメ。

「バッカだなァ、キミは。 でもこれで身を以って知ったろ~!」

と私が笑いながら言ったら、今度は店主が激怒。

「唐辛子持ったその手でこれからのお客さんのサラダとか作ったら、みんな辛くなっちゃうだろうが! 

バカか、お前は。」

厳しく叱られたエネゴリ君、こんどは下を向いて涙を流すじゃないですか。

さすがに言い過ぎたと思ったのか、店主が

「オマエ、泣くこたァないだろう。」

するとエネゴリ君、

「いえ、あんまり辛すぎて、涙が出ただけです。」


・・・ダメだ、こりゃ。うー




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