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業界用語

子供から高齢者まで・・・日本人でこれを一度も楽しんだことのない方は、おそらく殆どいないのではないでしょうか? 今日はその


 カラオケ文化の日

なのだそうです。

由来は語呂合わせでもシャレでもなく、単に業界団体である 『一般社団法人 全国カラオケ事業者協会』 が1994年10月17日に設立されたこと。

(実はこれとは別に〝カラオケの日〟という記念日が1月19日に制定されているのですが、これはNHKののど自慢大会の放送開始に合わせたもの・・・ということで、個人的にはカラオケ本来の意味合いに近いという事で、こちらを取り上げた次第。)

さて、カラオケが事前に録音された伴奏を再生して唄ったり演奏することなのは皆さんもご承知だと思いますが、その語源はご存じでしょうか?


これは〝空(カラ)〟と〝オーケストラ〟の短縮合成語。

ラジオ放送局でいちいちバック演奏するバンドや楽団を集めなくていいように、ボーカルを抜いた楽団演奏だけを録音した〝空オーケストラ・テープ〟をカラオケと呼んでいた・・・つまり元々は放送業界用語で、しかも1950年代後半から使われていたのだそうな。


このカラオケが世の中に広まり始めたのは、1970年代後半。

ちょうど私が就職して夜の営業に勤しみ始めた1980年代前半には、8トラックというカセットテープのオバケみたいな機械がスナックに導入されていました。

接待先の社長さんに唄いたい曲を聞いては

「ママさ~ん、次はBの〇〇番、お願~い!」

なんて声をあげてオーダーしたもんです。

それがやがてレーザーディスクやCDに取って代わり、同時に歌詞カードがモニター映像へと変化。

そして1980年代後半に登場した通信カラオケが1990年代に台頭すると共にカラオケボックスという飲食よりも歌うことがメインの施設が急拡大。

更に数年前には、1人カラオケルーム・・・略して〝ワンカラ〟なんてのも登場して話題になりました。(


                


私の場合カラオケボックスでは接待や営業にならないので殆ど使いませんでしたし、葬儀屋になってからはカラオケと完全に縁が切れましたので、ワンカラを含め現在のカラオケ事情は身を以って知りません。

でも好きな曲をエコー付きで歌うのは、気持ちイイですょネ。

営業ではなく、純粋に歌を楽しむことはストレス解消にもってこい・・・いつかはボックスで歌いまくりたいものです。音譜

ところでこのカラオケ・・・我が日本が生んだ20世紀を代表する文化とされ、今では海外でも広く利用されていますが、では発明したのは誰なのか?

これに関しては、一般的にはバンドマンだった井上大佑という人物が1971年に 『8 Juke (エイトジューク)』 という専用装置を発明したとのが最初とされています。

実際、1999年には世界的な雑誌 『TIME』 が 〝20世紀で最も影響力のあったアジアの20人〟の中に、毛沢東やダライ・ラマ、更には昭和天皇やソニーの盛田昭夫氏らと共に彼を掲載していますし。

しかし前述の全国カラオケ事業者協会のHPに掲載されているカラオケ歴史年表には、それより4年前の1967年に東京・板橋で電気部品組立工場を経営していた根岸重一という人物がほぼ同様の8トラックのミュージックボックスを発売したことになっています。

一体、どちらがカラオケの創始者なのか?

こんなカラオケの歴史に興味のある方には、この本をオススメします。


 『カラオケ秘史 創意工夫の世界革命 』 

                 (鳥賀陽 弘道・著 新潮新書)

       


前述の井上・根岸両氏は面識がないばかりかお互いの存在を知らず、またご両人ともカラオケ装置やシステム発明に関し特許権を取得しなかったことには驚かされました。

更に日本初のカラオケボックスが東京でも大阪でもなく岡山県の産業道路沿いの空き地に誕生した経緯も面白いですが、通信カラオケの開発秘話は十分に 『プロジェクトX』 で取り上げてもいいくらい、ドラマチックな展開。

そして、その通信カラオケがどう作られているのか?

本書からそんなカラオケ・ネタを仕入れて仲間と歌いに行った時に薀蓄を傾ければ、皆を唸らせること間違いなし!?笑2



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