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征 服


今から523年前の今日・1492年10月12日、クリストファー・コロンブスが西インド諸島バハマにあるサン・サルバドル島に上陸。

これがいわゆる新大陸の発見といわれています。

その300周年を記念して1792年10月12日、初めてアメリカで


 コロンブス・デー
  Columbus Day


が祝日となりました。

以来この日はアメリカの公式祝日(※1971年以降は10月の第2月曜日)となり、1972年にはイタリア人がニューヨークで大規模なパレードを企画し、それ以後毎年行われています。

銀行など公共施設や学校も休みとなり、各地でパレードやセールが行われるなど、アメリカでは非常に大きな祝日として扱われているそうな。


        


しかし、アメリカ国民全員がこの祝日を祝っているか・・・と問われると、“Yes ” とは言えないのです。

1911年に先住民族のインディアン女性運動家が 『アメリカインディアン協会』 を設立し、

〝インディアンが白人のアメリカを発見した日〟

というスローガンを掲げ、同年10月12日に抗議の声を上げると、その後全米各地で抗議行動が起き、毎年多数のインディアンが逮捕されているとか。

征服した者がいれば、征服された者もいる・・・全員が祝う気持ちになれないのは理解できます。


2007年のコロンブス・デーでは、スー族のラッセル・ミーンズ氏が

「人種差別主義礼賛者の、そして大量殺戮礼賛者による地獄のコロンブス・デーなどクソ喰らえ!」


とコロラド州デンバー市庁舎前で演説。

コロンブスが上陸当初から略奪を繰り返していた事実を含め、その後次々にやってきた入植者たちによって虐げられた原住民にすれば、当然の抗議。

またカメハメハ王朝が崩壊し50番目の州となったハワイでは、併合当初から〝コロンブス・デー〟を祝日としていないことに、被征服者側の気持ちが表れているといえましょう。

翻って、日本はどうか?

さすがにコロンブス・デーは関係ありませんが、敗戦後のアメリカ主導による自虐教育のおかげか、未だに東京大空襲や広島・長崎の原爆投下に関して、大量・無差別殺戮を行なったアメリカに抗議する動きは殆どありません。

そればかりか、その爆心地に 「過ちは 繰返しませぬから」 と、あたかも自国に非があるかのような記念碑を建て、国際法違反が明らかな東京裁判をすんなり受け入れる風潮が依然として強いまま。

歴史は、立場によって見方が全く変わります。

日本は、いつまで征服した側が作った歴史教育を続け、抗議の声を上げないのでしょうか?うー



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