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猛 勉

今日は10月9日・・・ということで、語呂合わせから

 塾 の 日

なのだそうな。

皆さんは塾に通った経験は、ありますか?

私の場合、そろばん塾だけ。 いわゆる学習塾に通った経験は、ゼロ。

というか、私が小・中学生だった昭和40年代の信州には、塾といえばそろばんと書道くらいしかなく、学習塾なんて殆どなかったはず。

現にクラスでも通っていた子なんていなかったと思います。

今時のお子さんに比べれば、なんと幸せというか長閑というか・・・。

そもそも塾は、いつ頃からあったのか?

江戸時代には適塾とか松下村塾が有名ですが、これは現代で言えば名門高校や大学のようなもの。

いわゆる学習塾としては、1912(明治45)年に浅草にできた『島本時習塾』が最初だとか。 

(※これは日本最古の学習塾としてギネスブックにも認定されているそうな。)

浅草小学校の教員だった島本龍太郎なる人物が、旧制中学への進学を希望する生徒を対象に夏休み中に勉強合宿を行っていたところ、校長と対立して辞職。

それを惜しんだ保護者らの懇請により、民家の一室で中学受験の勉強会を開いたのだとか。

その勉強会に参加した生徒らか府立三中や開成中学など名門校に多数合格して評判を呼び生徒が増えたといいますから、昔も今も変わらないようです。

(少々古いですが) 2007年の文科省調査によると、全国の男子公立小・中学生の塾通いの実態としては、

             書  道              そろばん      


1985年 男子42.3% 女子45.0% 男子23.2% 女子25.1%  


1993年 男子36.4% 女子45.9% 男子15.1% 女子17.2%

2007年 男子16.3% 女子28.6% 男子 7.6% 女子 8.8%

と、習い事に関しては年々減少傾向にありますが、反面学習塾

              小学生          中学生


1985年        16.5%         44.5%       


1993年        23.6%         59.5%

2007年        25.9%         53.5%

と、利用率は徐々に高まってきています。

近年〝塾〟と言えば学習塾・進学塾という意味になるのは無理からぬこと・・・〝塾の日〟を制定したのが全国学習塾協会であることも、頷けます。  

この学習塾が増え始めたのは昭和40年代からだそうですが、私の住んでいた田舎よりも都市部が先行していたのでしょう。

この分野が大きく伸びたのは、やはり文部省の〝ゆとり教育〟が主たる原因だったのではないでしょうか?

我が子に受験戦争を勝ち抜いてもらうためには、学校教育だけでは足りない・・・そういう保護者の不安心理が、進学塾の競争・成長を促したと思えます。

現実的に、今では学習塾は受験生に無くてはならぬ存在。

学校で大手進学塾の模試を導入し、そこからはじき出されるデータを元に学習指導しているのですから。




この学習塾の実態について、こんな本があります。

『進学塾という選択』 (おおたとしまさ・著 日経プレミアシリーズ)

       


これを読むと、私の想像以上に進学塾の選択が志望校への入学率に大きく影響を及ぼしていることが分かります。

これから受験戦争に突入するお子さんをお持ちの方には、一読の価値がありましょう。

ただ、いわゆる東大・京大・早慶など一流校に進学したからといって、今は必ずしも一流企業への就職が約束されているわけではありません。

これから先、子供たちにどういう教育をすべきなのか?

ゆとり教育は論外としても、単に詰め込み教育を復活させることが良いとも思えませんし・・・。

また昨年代々木ゼミが進学塾から撤退を表明しましたが、少子化により生徒の絶対数が減少することが明らかな進学塾業界にも、今後更に大きな変化が出てくるかもしれませんネ。 うー



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