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強 制


私は、あらゆる教育の中で最も大事なのは〝初動教育〟だと思っています。

出だし即ち基礎が
間違っていたら、後でそれを修正するには大変な時間と労力がかかりますから・・・。

あまり上手くもない上司に教わったおかげで変なクセがつき、上達しないゴルファーが沢山いることが、その一例。あせあせ

従って人間教育の原点・スタートともいえる幼児教育は、非常に大切。

月刊 『致知』10月号に、唱歌・童謡や俳句・漢字教育・古典の朗誦などを導入することで高い評価を得ている安松幼稚園(大阪・泉佐野市)・安井俊明理事長の特集記事が掲載されていましたので、以下に抜粋・編集にてご紹介致します。

          ◆     ◆     ◆     ◆

education ” の原語であるラテン語の “educe ” は、いろいろな資質を引き出すという意味なんです。 当園では、教育の神髄は「子供に教え込む」のではなく、「子供からいろいろな資質を引き出す」ことにあると考えます。

また次代を担う子供たちに日本の文化を伝えることが、教育者の大きな責務のひとつであると考えているんです。

例えば、朝起きたら 「おはようございます」 と挨拶をする。 病気の人には「お大事に」と言う。 これも挨拶や会話の型ですネ。 

人の話を聞く時は背筋を伸ばし、凛とした姿勢で相手の目を見て静かに聞く。 電車やバスでお年寄りが来たら席を譲るとか。

そういう型を身につけ、幼児を人としての軌道に乗せていくことが教育の第一歩だと思っています。

教育とは強制から始まるのです。

          


しかし強制といっても無理やりやらさせるのではなく、徹底して先生や年長の子の真似をさせるのです。

子供は真似る天才ですからね。

ところが今、日本の社会全体を見てみると〝自由・平等・個性〟という3つの言葉が流行り文句です。

逆に〝強制〟とか〝型に嵌める〟というのは悪い言葉なんですね。

しかしこれはとんでもない話。

書道にしても音楽にしても、型を否定したのでは教育は成り立ちません。

日常の挨拶にしてもひとつの型ですからね。

子供のしたいようにさせること、勝手にさせることを〝自由〟〝個性〟だと履き違えている。

だから授業中に自分の席に座らず教室を走り回っている子を、それが自由・個性だと言って叱らない。 放ったらかしにしている。

また徒競走で順位をつけると子供の心に傷がつくから、少し手前で止めて手をつないでゴールする。 それが平等だと思っている。

そういう間違った価値観を叩き潰さないと、日本は立ち直れないと思うのです。


          ◆     ◆     ◆     ◆

こういう基本理念で運営されている同幼稚園では、〝文化日本の建設は古典にあり〟として、論語や吉田松陰の言葉を朗誦させているとか。

その効果は、例えば

『今日よりぞ 幼心を打ち捨てて 人と成りにし 道を踏めかし』

という吉田松陰の言葉を習った子が、家で 「お菓子が欲しい」 と駄々をこねていた小学校5年生の兄に 「幼心を打ち捨てなさい」 と言われ、黙ってしまったとか、

『身体髪膚これを父母に受く 敢えて毀傷せざるは孝の始めなり』

という 『孝経』 の言葉を覚えた女の子が、「ピアスしたい」 というお姉ちゃんに 「体を傷つけるには親不孝の始まりだょ」 と窘められ思い留まった、などという実例に表れているそうです。

やはり教育はスタートが肝心のようですネ。

もちろん幼稚園や保育園選びも大事ですが、それよりもまず物心がつき始めた時の親御さんの躾が第一でしょうかが・・・。br />


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