FC2ブログ
都 銀 <下>

ムカムカしながら電話を切った私ですが、この件に関しては意外な展開が待っていました。


電話を切ってから1時間も経たないうちに、某信用金庫の男性職員から弊社に電話が入ったのです。

(取引もしていないのに、何だろう?)

怪訝に思いつつも電話口に出ると、彼は開口一番、

「〇〇銀行さんから、振込先の問い合わせが来たもんですから、もしやお困りかと思って電話させていただきました。」

〇○銀行とは、例の都銀ではありませんか。

嗚呼、なんという対応の違い!

しかし彼の話では、当該振り込みは確かにその支店からなされているものの、ATMを利用したため振込人欄には弊社の名前しかなく、振込人を特定できる情報はないとのこと。

この行員さんは、弊社名からネットで電話番号を調べ、わざわざかけてきてくれたんです。

とは言え肝心の振込人の情報はなし・・・と思ったんですが、私は彼に再度尋ねました。

「すみません、御行の支店名は何ておっしゃいましたっけ?」

「はい、△△支店ですけど。」

「あっ、なるほど。 いや、助かりました。 
それで特定できると思います。 ありがとうございました。」

そう言われた行員さんは

「はぁ、そうですか・・・。」

と怪訝な様子で電話を切りましたが、私は大助かり。

なぜならその支店名が大変珍しい地名で、私が電話で受付をした際記憶に残っていたのです。

早速ファイルをひっくり返して、その地名に所在する会社の申込書を見つけ、担当者に電話して確認してもらうと、その会社からの振込みであることが確認できました。

「ちゃんと会社名入れて振り込むんだぞ」

と上司に言われた新入社員が、間違って自社ではなく弊社名を入力して振り込んだことも判明。

男性行員の好意で、一件落着!扇子



       


昨日も書きましたが、銀行が多様化・巧妙化する犯罪に対応するため、様々な対策を講じなければならないことは、私も十分理解しています。

しかし若手行員は知らないかもしれませんが、今から20年近く前にバブル崩壊した時、都銀の殆どは経営悪化で倒産寸前まで追い込まれ、貸しはがしなど取引先を追い込むような真似をする一方、1兆円もの公的資金(即ち税金)を投入してもらって生き長らえたのですョ。

もう少し利用者に対して感謝の気持ちや誠意を以って接すべきだし、今回のような案件も柔軟に対応してくれても良いのでは?

現実に、わざわざ気を利かせて電話をかけてくれる銀行員もいるのですから。

〝都銀は経営が安定しているが対応が慇懃無礼、地銀や信組などは地域は限定されるけど反面対応は親切〟という風評を以前から耳にしていましたが、今回はそれを実体験した形。

そんなことを思いつつ、翌日夜に帰宅したら、〇〇銀行から留守電が入っていました。

「渡辺様、昨日お問い合わせの件につき振込先銀行が判明しましたので、折り返しお電話をください。 こちらの電話番号は・・・」

もう途中で消去しましたョ。

これが吹き込まれたのは、信金の男性行員が電話をくれて問題解決してから30時間近く経過した時刻でした。

・・・これを機会に、都銀と取引するの止めようかなナ。うー


スポンサーサイト



コメント
コメント
コメントの投稿
URL:
本文:
パスワード:
非公開コメント: 管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック
トラックバック URL
トラックバック