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盗 用

五輪エンブレムのパクリ問題は、いよいよ佳境(大詰め?)に入ってきたようです。

先月、自らがデザインした五輪エンブレムが発表され笑顔で会見した佐野研二郎氏は、よもやそれから1ヶ月も経たない内にこれ程のバッシングを受けることになろうとは、想像だにしていなかったでしょう。

発表直後から、ベルギーの博物館王立劇場のロゴマークと酷似していると指摘を受け、更にスペインのデザイナーが制作した東日本大震災支援の壁紙デザインと色彩が同一という指摘がなされました。

今月初旬に佐野氏本人が記者会見ではパクリ疑惑を否定したものの、全く批判は収まらないばかりか、その後も他のデザインに関してもパクリ疑惑が浮上。

結局佐野氏は、その中の一部に転用があったことを認め、サントリー社は景品のトートバック頒布を中止する羽目に。

そしてここ2,3日には、デザインのパクリだけではなく、業界の癒着や閉鎖性、政・官・界の癒着疑惑にまで話が広がってきています。

下の相関図はネットから拝借しましたが、簡単に言うと佐野氏の実兄が経産省に在籍し、また(相関図には記載されていないものの)彼の親戚が新国立競技場建設に関与しているスホーツ振興センター(JSD)に在籍しているというのです。


      

更に驚くべきは、過去に開催された複数のデザイン・コンペにおいて、受賞者と審査員が持ち回り・・・には佐野氏の元部下が含まれているというのですから、呆れます。


コンペなどとは名ばかりの、出来レース・・・いくら狭い業界だとはいえ、これでは公平性など保てないでしょう。(

こういう情報が短期間に広まるネット社会のスピードの速さに、私は改めて驚かされます。

        

私は東京五輪がぜひ成功してほしいと心底願っているだけに、こういうつまらない問題で国民がシラケていしまうことを危惧します。

しかし反面、この問題が露見したおかげで、五輪ビジネスの暗部が国民の知るところとなったことは良いことだ、と捉えています。

新国立競技場建設や、ボランティアのコスチューム・デザインに関しても、同じような構図・相関関係が存在することは想像に難くありません。

佐野氏には潔く自らデザイン採用を辞退していただき、それを契機にすべてのデザインに関して広く国民に問い多数決で採用作品を決定することが望ましいと思うのです。

下に佐野案・五輪招致用だった花柄・1964年に使用したものを並べましたが、皆さんならどれを採用しますか?








私はパクリ疑惑が表面化する以前に、中心に黒い太線がある佐野案は五輪という華やかなイベントに相応しいと思えませんでした。

大会直前に、この喪章のごときデザインの旗が銀座の目抜き通りにはためく光景など、葬儀屋の私でさえ見たくありませんから。

それなら花柄・・・いや、個人的には郷愁の意味も込めて1964年の旧デザインを年号のみ変えて使用してほしいところです。

しかし佐野氏、「パクリはスタッフがやったことで私は知らなかった」って・・・昭和時代の政治家がよく口走っていた 「秘書が勝手に・・・」 と同じ言い逃れが通用すると思っているのでしょうか?

部下に罪を擦り付けるような経営者の下で働きたい社員はいないでしょうし、また業界の信頼を大きく損なった以上、今後デザイナーを続けることは難しいでしょうネ。

それ以前に、複数の訴訟を起こされて仕事する暇などなくなるでしょうけど。うー


             

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