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闘 犬


皆さん、犬はお好きですか?

私は戌年生まれなせいか、昔から犬が大好き。

「犬は犬好きが分かる」 ってよく言いますが・・・私は葬儀の打ち合わせでお客様のご自宅に伺う機会が多いのですけど、必ずと言っていいほど飼われているワンちゃんには尻尾をふって飛びかかられます。


そんな私はどちらかと言うと大型犬が好みなんですが、その中でも特にお気に入りなのが


  秋 田 犬


あのキリッとした顔に武士の雰囲気すら感じるのですが・・・その秋田犬が日本初の天然記念物に指定されたのが、今から83年前の今日のことでした。


正式には「あきたいぬ」 と呼ばなければいけないこの犬の祖先は、〝秋田マタギ〟と呼ばれる中型の狩猟犬で、その名も 〝大館犬〟 と呼ばれていました。


江戸時代に現在の秋田地方である出羽国を治めていた佐竹氏が領内の士気を高めるために闘犬を奨励し、これが明治時代に入っても盛んに行なわれていたとか。


その中で大型化を図るため19世紀末から同じ闘犬が盛んだった高知から持ち込まれた土佐犬、更にはドイツ人技師が持ち込み飼育していたマスティフなどとの交配が行われるように。


しかし1908年に全国に先駆けて闘犬禁止令が出されると、交配は下火になり頭数が激減。


そこで、それまで様々な交配により種の混濁化を招いた秋田犬を保存すべしという声が学識者や関係者から上がり、1927(昭和2)年に大館町々長・泉茂家氏によって 『秋田犬保存会』 が設立され、犬籍登録などの実施を通して雑化防止に務めました。


そしてその甲斐あって、1931(昭和6)年7月31日に9頭が天然記念物に指定されたのです。


ちなみに、日本で・・・いや世界で最も有名な秋田犬・渋谷の〝ハチ〟が帰らぬ主人を待ち続ける忠犬として 『いとしや老犬物語』 という新聞記事で紹介され、全国的に注目を集めたのは、その翌年・1932年のこと。

         ウォームハート 葬儀屋ナベちゃんの徒然草


しかし一難去ってまた一難・・・太平洋戦争に突入し、戦局悪化で食糧難に喘いだ時代は人間すら食いつなぐのに精いっぱい。


ただでさえ大型で食べる量が多い秋田犬は生き延びるのに困難を極め、終戦時点では血統の正しい秋田犬は僅か十数頭だけだったとか。


しかし関係者の努力により、生き残った犬を土台にして繁殖を続け、来日したヘレン・ケラーの要望により寄贈されるなどしたことから秋田犬は世界的に有名なブランドとなっていったのです。


さてこの秋田犬、忠犬ハチ公のイメージ通り飼い主には非常に忠実なのですが、一方で警戒心が非常に強く時として非常に攻撃的になるとか。


そりゃ祖先が猟犬や闘犬だったんですから、無理もないですょネ。


そういう意味では、番犬としては非常に優秀なのかもしれませんが。


ですから道を歩いていて秋田犬とすれ違った時、「かわいいですねェ」 なんて不用意に手を出すとガブッとやられるかもしれませんから、ご注意を。


そういえば、我が女房の実家では昔大きな秋田犬を飼っていたそうで、そのワンちゃんを女房が高校生の時に散歩に連れ出したところ、大通りの交差点の真ん中で突然座り込んでしまったとか。


結局お巡りさんが飛んできて歩道まで引っ張っていくまでピクリとも動かず、大渋滞を引き起こしたんだそうな。


ウチの女王様も、そんなカワイイ女子高生時代があったんですねェ。

今だったら 「なにやってんのョ!」 と蹴飛ばして、グイグイ引きずっていくでしょうに。うー




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