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禁 制

今から25年前の今日・1990年1月4日に、当時の官房長官・森山眞弓がまもなく開幕する大相撲初場所において、内閣総理大臣杯の授与を自ら行いたいと表明しました。


女性で初めて官房長官になった森山氏はやる気満々だったんでしょうが、しかし「土俵上は女人禁制である」 と主張する日本相撲協会がこの申し入れを拒否。

当時その是非論を巡って、しばらく世論が盛り上がったのですが・・・
実はこの女人禁制問題には、伏線がありました。

これより更に12年前の1978(昭和53)年、わんぱく相撲東京場所荒川区予選で準優勝した小5の少女が、本大会に出場して蔵前国技館の土俵に上がろうとしたところ、日本相撲協会がこれを拒否。

結局その女の子は出場することができなかったのです。

その時 「女性差別だ」 と同協会に抗議したのが、当時の労働省婦人少年局長だった森山氏だったのです。
ですから彼女は2度にわたって日本相撲協会に噛みついたわけ。


その後2007年にも、本場所の取り組み中に突然おばさんが土俵に上がろうとして引きずり降ろされるという珍事がありましたが、この女人禁制の伝統は現在でも守られ続けています。

そもそも、なぜ土俵に女性が上がると拙いのか?

同協会は、「大相撲は神事に基づき女性は土俵に上げない」 という宗教的な伝統をその理由にしています。

元来相撲は農村で豊作を祝う儀式であり、豊作の神様は女性。

その女神様を楽しませるために若く強い男性が力と技を競うものであるから、その土俵上にら女性を上げると、女神がヤキモチを妬く・・・という理屈。

       ウォームハート 葬儀屋ナベちゃんの徒然草

その他月経による血のケガレを理由に挙げる説もありますが、土俵だけでなく修験者の妨げになるという理由等で女性の入山を禁止する霊山も存在しています。

ただこれらの理由には戒律上明快な説明はなく、どちらかというと〝伝統〟という伝家の宝刀(?)に護られているだけの気もしないでもなし・・・。

皆さんは、この〝女人禁制〟をどう思われるでしょうか?

個人的に、私はこれらの女人禁制は決して女性差別ではないと思います。

しかしこれが未来永劫守られるべきか?と問われると、答えに窮しますが。

ただ、何でもかんでも 「女性差別だ」 と食ってかかるのも、いかがかと。

例えば、ゴルフのメジャー・トーナメント 『マスターズ』 が毎年開催されるオーガスタ・ナショナルGCのように、クラブハウス内への女性立ち入りを禁止している(ゴルフ)クラブは現在でも世界各地に存在します。

(※但しオーガスタ・ナショナルは最近解禁されましたが・・・。)

これは女性差別ではなく、あくまでも男性が男性だけで楽しむために作ったサロンであり、ローカル・ルールとして女人禁制にするのはアリだと思うのです。


何でもかんでも男女同権で片づけられないものもあるはずですから。

でないと、逆に男子禁制も性差別として男性から批判をされかねません。

「〝女子会〟なる飲み会は、男性に対する性差別だ。 我々も参加させろ!」

なんて言われたら、女性の皆さんはどうします?あせあせ



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