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啖 呵

今日は、私が大好きだった俳優・・・そしてタレントとしても活躍した

 松方 弘樹 さん


の命日・没後3周年にあたります。


        


松方(本名:目黒浩樹[こうじゅ])さんは、戦時中の1942(昭和17)年に現在の東京都北区王子に時代劇俳優の父と女優の母の長男として生まれました。

が生まれると両親は『近衛十四郎一座』を結成し、全国津々浦々を巡業したため、幼少期は座員たちに育てられたとか。

少年時代は歌手志望で、作曲家・上原げんとさんの下で五木ひろしさんらと机を並べて歌を学びましたが、五木さんの上手さを目の当たりにして自信を無くすと、父親から「歌う映画スターってのもいいぞ」と言われ、東映入り。


17歳で主役デビューを果たすと、同学年の北大路欣也さんと競う形で、時代劇やヤクザ映画に出演。


1973年から始まった 『仁義なき戦い』 シリーズで活躍した彼に、翌年NHKの大河ドラマから出演のオファーが。

それは、『勝海舟』 で当初主役を務めていた渡哲也さんが体調不良のため急遽降板し、その代役として。

私はこの時初めて松方さんをテレビで観たのですが、そのカッコよさにシピれ大ファンに。


そして 『勝海舟』 は最も記憶に残る大河ドラマ作品となりました。


        


ただこの時に共演した仁科明子さんとの不倫関係となったのは、余分でしたけど・・・。


そして個人的に最もカッコイイ松方さんといえば、1988年から10年間続いた 『名奉行 遠山の金さん』 シリーズ。

お白州で片肌脱いで桜吹雪の入れ墨を下手人に見せつけて啖呵を切るシーンは、何度見てもスカッとしたものです。(↓)



そんなカッコイイ松方さんのイメージが一気に変わったのは、前述の金さんシリーズが放映されていた1985年から始まったバラエティー番組『天才・たけしの元気が出るTV!!』 に出演したこと。

オファーが来た際、映画関係者全員が反対したそうですが、松方さんは自分と違う世界で人気者になったビートたけしさんに会いたくて出演を快諾。

台本にあった
「熱血漢で汗っかきの部長」 を演じたところ、これが大ウケ。

映画や時代劇とは全く違うキャラに、若い女性にまでファン層が広がったのですから、世の中は分かりません。


    

しかし趣味の釣りでもテレビ番組を持つなど活躍の場を広げていた松方さんに突然病魔が襲ったのは、2016年2月。

脳腫瘍の疑いで歌謡ショーを降板した後、病名が脳リンパ腫と判明。

治療中に脳梗塞を併発して急激に体力が衰えた彼が74歳で旅立ったのは、2017(平成27)年1月21日。

闘病期間中、何度も 「もう一度、芝居やりてぇなァ」 と言っていた願いは、遂に叶うことはありませんでした。

しかし幸いにも、私らファンは映画やドラマの再放送で彼の雄姿を見られるのが救いですが・・・。

あらためて日本映画・テレビ界を背負った名優のご冥福をお祈り致します。


       


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