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暴 落

よく株価が急落した際に、〝ブラック・〇〇デー〟とか〝暗黒の〇曜日〟という表現が使われますが、その元祖であり世界大恐慌の引き金となった

 ウォール街大暴落

が起きたのは、今からちょうど90年前の今日からでした。

アメリカ経済は第一次世界大戦(1914-1918)の軍需により好調を維持し、1920年代に入ると投資ブームで株価はジリジリと上昇。

中には借金をして株投資をする人まで現れ、ダウ工業株平均が6年間上がり続けて当初の5倍になり、1929年9月3日には最高値381.17をマーク。

 ※ダウ工業株平均に関する過去記事は、こちら。(↓)



しかし山高ければ、谷深し・・・日本のバブル景気と同じでその後株価は約1ヶ月下がり続け、17%もダウン。

しかもこれは、ほんの序章に過ぎませんでした。

10月に入ると、中旬に向けて多少持ち直したものの、ついに運命の日・・・〝Black Thursday (暗黒の木曜日)〟と言われる10月24日を迎えます。


この日、世界最大の株式市場・ウォール街では、取引開始後1時間で株価が急落。

それを見た投資家たちがパニック状態に陥り、一斉に売りに出たため、市場は大混乱。

取引所の市場介入等によって取引終了時には一旦前日の終値まで戻しましたか、市場には不安と動揺が広がりました。

そしてこの株価暴落を週末の新聞が書き立てると、週が明けた28日(月)と29日(火)には、24日を上回る下げ幅を記録・・・29日は〝暗黒(悲劇)の火曜日〟となりました。


この29日に取引された1,600万株という記録が破られたのは1968年・・・約40年間も破られませんでした。


 


またこの29日だけで市場は140億ドルを失い、それまでの1週間の損失は300億ドル。

これは連邦政府年間予算の10倍以上に相当し、第一次世界大戦でアメリカが消費した金額よりも多かったそうですから、その衝撃が如何に大きかったかが分かります。


この株価急落の余波は世界中に広がり、いわゆる大恐慌の端緒になったことは、皆さんもご存知の通り。


   

      大暴落を伝える新聞と、ウォール街に殺到した投資家たち


その後ダウ工業株平均は1932年に史上最安値を記録したものの徐々に回復し、1929年の水準に戻ったのは1954年11月・・・実に25年の歳月を要しました。

その後の株価は順調に伸びて行った・・・と言いたいところですが、1987年10月12日の〝ブラック・マンデー〟では、1929年の大暴落より酷いダウ平均22%ダウンを記録。

しかしこの時は急速に株価は回復し、2日後には1日の上昇幅の記録を作っています。


  

                       1929年() と 1987年(


現在の株価取引は、これらのような大幅な株価の変動を起こさないよう様々な工夫がなされています。

とは言え、株投資はギャンブルの如し。


素人がいきなり勝負をかけるには、リスクが大き過るかと・・・なんて言ったら、トレーダーに叱られちゃうか?


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