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葉 書

皆さんは、年間何枚これを利用しているでしょうか?

おそらく多くの方は、その殆どが年賀状ではないかと思われますが・・・そう、その

 は が き

が世界で初めて発行されたのが、今からちょうど150年前の今日・1869年10月1日のことでした。

発行したのは、オーストリア・ハンガリー帝国。
実物は、こんな感じ。(↓)


    


正式名称:郵便葉書とは、決められた規格 【長さ14~15.4cm 幅9~10.7cm 重さ2~6g (※いずれも往復はがきは除く)】の用紙に通信文を書き、別の一面に相手の住所氏名などを書いて出す郵便物のこと。


ローランド・ヒルが考案した切手を貼る現在の郵便制度がイギリスで始まったのは、1840年1月から。

 ※ローランド・ヒルに関する過去記事は、こちら。(↓)



そして日本では前島密がイギリスの郵便事情を視察した際に、当時ヨーロッパで急速に普及した低額簡易郵便〝ポストカード〟に着目し、この導入が郵便制度拡充の決め手になると確信。

彼の建議によって東京~京都~大阪間で郵便制度が始まったのは1871年4月ですが、その2年後の1873年には官製はがきが発行されました。

※現在は日本郵便が民営化されたため、〝官製はがき〟は存在しません。


ただ当初のはがきはカード形式に抵抗があったためか2つ折りになっており、その内側に通信文を書く形式。


片面には「他人に見られる可能性はあるけれども、その分安い」という但し書きが付けられていました。


    


※冒頭触れた年賀はがきですが、徐々に枚数が増えて郵便局が混乱するようになったため、現在のように一定の期間に差し出された年賀はがきを元日に配達するシステムが一部郵便局で導入されたのは、1899年から。 そして全国すべての郵便局に導入されたのは、1905年からだそうな。

当初の料金は半銭(5厘)で、10年後の1883年には倍額に1銭に、そして前述の「年賀郵便物特別取扱」が始まった1899年からは1銭5厘に・・・。


    
                 1銭5厘のはがき


ここでちょっと皆さんにお伺いしますが、この〝1銭5厘〟という金額に聞き覚えがありませんか?


城山三郎さんらの著書や従軍記の中で、

「(軍隊にいた頃)『貴様らの代わりは、一銭五厘でいくらでも来る』と、(上官から)幾度も聞かされた。」


等と記されていますが、これは当時のはがきが1銭5厘だったことから、兵隊の命にはその程度の価値しかない、という比喩。

しかし、実際の召集令状(赤紙)を見てみると・・・。


  


ご覧の通り、はがきではありません。

召集令状は郵便で配達したのではなく、各役場の兵事係員が直接配達しており、出発時刻を記録に残すなど厳重な取り扱いでした。

そりゃそうですょネ。

郵便で送ったら、破り捨てられてしまいますもの・・・。
うー


 


 


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