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怨 念

ゴロゴロ、ビカビカ・・・これが好きな人は殆どいないと思いますが、今日・6月26日は

  
〝雷〟記念日


なのだそうです。


由来は、今から1085年前の今日・930(延長8)年6月26日、宮中に大きな落雷があり7名の死者を出したこと。font size="2">


      

その年平安京は干ばつに見舞われていたため、この日は雨乞いの祈祷を実施するか否かを詮議するべく、醍醐天皇列席のもと太政官の会議が予定されていました。

ところが昼過ぎ、一転にわかに黒雲が空を覆ったかと思うと、猛烈な雷雨に。

そして豪雨が1時間半ほど続いたところで、会議の出席者が集まっていた清涼殿の柱に雷が直撃。

大納言民部卿・藤原清貫の衣服に火が燃え移って焼死。


右中弁内蔵頭・平希世も顔を焼かれて死亡。

更に隣の紫宸殿にも雷が落ち、中にいた公卿3名と衛士2名が犠牲になるという、大惨事に。

この落雷を、人々は菅原道真の怨念と噂しました。 


現在は学問の神様として知られる道真公は、その高い教養と見識を宇多天皇・醍醐天皇に重用され、家の格を遥かに飛び越えた右大臣にまで大出世を遂げながらも、政敵・藤原時平の策謀により大宰権帥 (だざいごんのそち)に左遷されて失意のうちに903(延喜3)年に57歳で世を去った人物。

           ウォームハート 葬儀屋ナベちゃんの徒然草-菅原道真


それから30年近く経っているのに、なぜ彼の名が出たのか? それは


① 焼死した藤原清貫が、太宰府に流された道真公の監視役だった。

② 醍醐天皇のいた建物に落雷し、しかも彼がその惨状を目の当たりに

  したことで体調を崩し、僅か3ヶ月後に崩御した。

          

ことが理由。 


朝廷は大真面目にこの落雷を祟りと恐れ慄き、道真公の罪を免じて子供らの流刑を解除し京に呼び戻しました。


そして市井の人々は、道真公が雷を操る雷神になったと噂し合ったとか。


ところで皆さん・・・ゴロゴロッと雷が鳴ると、ご祖父母やご両親が


「クワバラ、クワバラ」


って口にしていませんでしたか?


実はこれ、道真公の領地であった桑原には雷が落ちなかった・・・という言い伝えから作られた 「自分のところには落ちませんように。」 というお呪(まじな)いなんです。


飲み歩いて帰りが遅くなり、奥さんの怒りが爆発しそうなそこのご主人!


自宅のチャイム鳴らす前に、「クワバラ、クワバラ」 って口にすれば、雷を落とされなくて済むかも・・・て、甘いか。うー


ついでに余談を、もうひととつ。
やはり昔、雷が鳴り出すと 「お腹を隠さないと、おへそ取られちゃうわヨ。」 なんて母親から言われた経験、ありませんか?

これは雷が鳴ると気圧が下がって気温も急降下・・・お腹を壊しやすいことから、冷やさないようにしろという先人の知恵。

しっかりとした科学的根拠があるんですネ。

こういう粋な格言というか日本語、失くしたくないものです。扇子





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