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マスク

エネゴリ君の店に行く時、私はその日の朝に「今日〇時頃行くからネ」と彼にメールをするんです。

通常は昼の開店前に「お待ちしてます」とか「了解しました」って返事が来るんですが、先日は送信した直後に返信が。

通常は寝てるはずなのに、珍しい事もあるもんだ・・・と、その日入店してカウンターに座るなり、そのことを尋ねると、

「いや、たまたま家に帰った直後だったんスょ。」

「ってことは、午前様かい。40歳過ぎて徹夜で飲むとはサスガだネ。」

「いや、もうそんなことできないっス。 友達と池袋で飲んで西武池袋線の練馬駅まで送った後、電車の中で寝過ごして小手指まで行っちゃったんですョ。」 (※下の地図参照)


 

「えっ、だってお前さんの家は東武東上線沿線じゃん。 わざわざ違う路線に乗って送ったってことは・・・ははぁ~ん、相手は女性だろ。」

それを聞いてギクッとエネゴリ君が狼狽えたのを、私が見逃すはずはありません。

「じゃあ、久々に彼女が出来たわけだ。 良かったじゃん!
んで、昨日のデートは何回目?」

「2回目っス。」

「何だょ、全然嬉しくなさそうじゃん。」

「えぇ、あんまり顔がカワイくない子なんですョ。」

「ジャガイモみたいな顔してるくせに、相手のことをよく言えるナ。」

(ここでバイトの女性が、思わず頷きました。)

「だったら、なんでもう一度デートしたんだョ。」

「最初の時は、彼女マスクしてたんですょ。

目が綺麗だったんでまた誘ったんですが・・・。」


「で、昨夜はマスクしてない彼女を見て、ガッカリ?」

「そうなんスョ。 それで思わず飲み過ぎて寝過ごしたんです。」

「でもさぁ、キミ練馬で降りたんだろ?」

「えぇ、家まで送ってから池袋行きに乗ったんですが・・・そこから寝入ってしまって、池袋で起きられず目を覚ましたのが折り返しの小手指駅だったんです。」

「慌てて降りて、それからどうしたの?」

「上り電車がもうなかったんで、公園のベンチで寝て午前5時台の電車で帰ってきたら、渡辺さんからのメールが届いたってワケです。」

「なんて言っていいのやら・・・それで、彼女とは付き合い続けるつもりなの?」

「どうでしょうネェ・・・。」


「彼女から今日メール来てないの?」

「来ましたョ。 送ってくれてありがとうって・・・でも、また飲みましょうとは書いてなかったッス。」

「そりゃあ、相手の女性にお前の心中を見透かされたんだろうョ。
しかし40歳過ぎた独身男が、まだ女性を顔で選んでるようじゃ、当分結婚は無理だわナ。」

バイトの女の子がここでも大きく頷いているのを、エネゴリ君は見ていたかどうか・・・。


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