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式 典

1945(昭和20)年8月6日午前8時15分、人類史上初めて広島に原子爆弾が投下されたことは、皆さんもご存知の通り。

ところが最近は、この史実を知らない若者が少なからずいるとか。

日本の教育はどうなっているんだ! と言いたいところですが・・・それはともかく、その原爆投下時間に合わせる形で毎年広島平和公園で開催されるのが、


 広島平和記念式典

この正式名称:『広島市原爆死没者慰霊式並びに平和祈念式』が初めて開催されたのは、今から72年前・・・つまり原爆投下から2年後の1947年からでした。


当時の浜井信三・広島市長が平和宣言を読み上げ、原爆の投下時間に合わせ午前8時15分に〝平和の鐘〟が打ち鳴らされたそうです。


       

この平和祭に際しては、式典の他に市内各地で盆踊りや仮装行列も行われ、敗戦と原爆被害に打ちひしがれる広島市民を大いに元気づけたとか。

しかし3年後の1950年6月から勃発した朝鮮戦争で、核兵器の使用を検討していたアメリカが同年の式典を中止させたことも。


そして広島平和記念公園が1954年に開設されて以降は、現在のような形式で開催されています。

とは言え、現職の総理大臣が初めて出席したのは、第1回の開催から14年も経った1971年・・・佐藤栄作首相でした。

なぜ国家の最高責任者がそんな長い事出席しなかったのか?
やはり、アメリカの圧力があったからなのでしょうか。

その後式典の規模は徐々に大きくなり、2010年には初めて駐日アメリカ大使が、2012年には原爆投下を命じたトルーマン大統領の孫が、そして2015年には米政府高官として初めて国務長官が出席。

       

しかし一方で、当時子供だった被爆者の皆さんが80歳を超える高齢となって出席者は減少の一途・・・やがてゼロになることは明らか。

この平和式典の内容を、再考する時が来たように思います。


そう考える時、私はどうしても変えて欲しいものが・・・それは会場の平和記念公園にある、慰霊碑の文言。

       

この 「過ちは繰返しませぬから」 は、どう考えてもおかしいでしょう。

広島市はこの文言の主語を〝世界人類〟と位置づけ、核兵器を再び使わせないという決意であると説明しているそうですが、ならばそう記すべき。

普通の感覚なら、原爆を投下された被害者であるはずの広島市民、いや日本がまるで加害者のよう。

まさにアメリカが戦後施した自虐教育そのものでしょう。

形式的な式典を、ただ繰り返し行う前に、こういう根本的なことから正さない限り、日本に真の平和は訪れない・・・そう思うのは、私だけなのでしょうか?


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