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有料化

先日、遂にというか国の財政制度等審議会が救急車の一部有料化を検討するよう財務相に提言を行いました。

一昨年の全国における救急出動件数は過去最多の591万件・・・これは10年前に比べて約20%増であり、今後ますます高齢化社会となる我が国では更に増えることは明らか。

その中で、最近は救急車をタクシー代わりに使ったり僅かなケガでも呼ぶ人が増え、本当に救急搬送が必要な重症患者の搬送に支障をきたすリスクが増しています。

実際、全件数の約半分が軽症者だそうですから、事態は深刻。

こういう現状を打破するために有料化という対策が早くから提言されていましたが、今まではボツになってきました。

しかし残念ながら、もう性善説に頼るのは限界ではないでしょうか?


       ウォームハート 葬儀屋ナベちゃんの徒然草-救急車


では海外の実情はどうか?
多くの日本人が海外旅行等で行く先を調べてみたところ、こんな具合でした。

 
◆ アメリカ・・・ニューヨーク → 約3万円の基本料金+距離による割増
           ロサンゼルス → 約5万円

          ホノルル    → 約7万円

 ◆ オーストラリア・・・ゴールドコースト → 約9万円


 ◆ 中  国・・・北 京 → 約6,000円
           上 海 → 約5,000円

 ◆ フランス・・・パ リ → 1万円弱の基本料金+距離による割増

 ◆ ド イ ツ・・・フランクフルト → 症状によって2~7万円

 ◆ イギリス・ロンドン、イタリア・ローマ → 無 料

各国毎に保険制度等事情が違いますから単純比較は出来ませんが、有料の場合は結構料金が高いと感じます。

では、日本はどうすべき?

大別すると、選択肢はこんな感じで分けられるしょうか。

 
① あくまでも無料
 ② 症状によって有料・無料を分ける
 ③ 一律料金で徴収する
 ④ 基本料金+(距離や症状等による)割増


・・・私は、③が良いと思います。

症状によって有・無料を判断するのは患者に不公平感があるでしょうし、割増料金も同様。 またタライ回しされた方が高くなるってのも、いかがかと。

個人的には一律1~2万円で固定した方が手続きは簡略ですし、タクシー代わりに使う人はいなくなるはず。

かといって3万円以上となると、119番を我慢してしまう人もいそうですから。

私は約4年前に突如体調に異変を生じ、初めて自ら救急車を呼びました。

やってきた救急隊員の「患者さんはどこですか?」という問いかけに


「私です!」

と言った時の彼の面食らった表情は今でも忘れられませんが、委細構わず救急車に乗り込んだ数分後、私は(体内出血による血圧低下で)意識を失いました。

もしあの時少しでも遠慮したり我慢していれば、また救急車の到着が遅れていれば、私は今この世にいませんでしたし、仮に有料であっても119番したと思います。

本当に必要な人だけがもれなく救急車を利用できるようにするには、有料化は避けられない・・・と私は思うのですが、皆さんはどうお考えになるでしょうか?




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