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安 保

今から55年前の今日・1960年5月19日、我が国の将来を大きく決定づけた条約が国会を通過・・・というか、実質的には自然成立しました。 それは


 日米安保条約


正式名称 『日本国とアメリカ合衆国との間の相互協力及び安全保障条約』 のこと。

これは我が国が1952年9月、サンフランシスコ講和条約に調印し国際社会への復帰を果たしたその日に、当時の吉田茂総理大臣が署名した旧・安保条約(日本国とアメリカ合衆国との間の安全保障条約)を改定したもの。


しかしこの条約締結に至るまで、日本国内は大きく揺れました。


この前年から日本社会党を始めとする野党や労働組合(総評)などはこぞって安保条約改定に反対。

デモ隊が国会議事堂を取り囲み、一部が構内に乱入するなどしました。


       


そして年を越した1月19日に日米の政府間で条約の調印がなされ、5月に衆議院で強行採決されると反対運動は更に激化。

6月11日にはアメリカ大統領秘書・
ハガチーが来日した際デモ隊に取り囲まれて米軍ヘリに救出された 『ハガチー事件』や、その4日後にはデモに加わっていた東大生・樺美智子さんが亡くなるという事態に。

しかしその4日後の6月19日、参院での審理に入れぬままタイムリミットを迎えて条約は自然成立。

4日後の23日に批准手続きが終了し、新安保条約が発効。
それと引き換える形で、岸内閣は総辞職し一件落着となったのです。

10年毎に更新する形となっている新安保条約は1970年にも反対運動が起こりましたが、結局は批准され以後現在に至るまでこの条約は日米間で生き続けています。


さて、私がこの条約批准に関して思うのは、左翼を中心とした反対運動のあり方に関して。

彼らが当時反対の謳い文句にしていたのは、「安保は日本を戦争に巻き込む」 というもの。

現在安保法制に反対する左翼・野党の主張と同じです。

しかし結局は太平洋戦争終結後から現在に至るまで、彼らの主張通りにはなっていません。

私に言わせれば、我が国が約70年間平和だったのは憲法9条のおかげなどではなく、この安保条約があったから。

彼らは何でも戦争反対に結びつけ国民の感情に訴えて自らの主張を通したがるようですが、私たちは政治に関してあくまで現実的かつ理詰めで考えるべきです。

安保闘争が起きた当時、国民が情報を得る手段は新聞やテレビ・ラジオのみ。

従って彼らの偏向報道に多くの国民が簡単に乗せられてしまったことは否めませんが、幸いにも現在はネット時代。

昨年の朝日新聞の捏造報道が象徴していますが、彼らマスメディアが垂れ流す情報がいかに偏ったものかは、最早多くの国民が知るところ。

雰囲気や感情論に流されることなく、国民一人一人が過去の歴史を踏まえて国家の将来を考えるべきだと思います。

半世紀前のような東西冷戦は無くなり、現在はアメリカも世界の警察としての役割を担い切れなくなっています。

この状況下でもし中国が尖閣諸島に上陸・占拠という実力行使に出て来たら、アメリカは本当に中国と武力対峙して日本を守ってくれるのか? 

またアメリカが動かなかった場合、日本はどう対処すべきか?

私は改憲を含め有事を想定した具体的な法整備を早急に進めるべき時に来た・・・と思うのです。


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