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恐怖感

これを一回も経験していない方は、あまりいないのではないでしょうか?

今日は、その


 人間ドックの日

なのだそうです。

今から65年前の今日・1954(昭和29)年7月12日に、国立東京第一病院(現・国立国際医療研究センター病院)で人間ドックが始められたことに因むとか。


※この人間ドックに関する過去記事は、こちら。(↓) 



でも実は私・・・この人間ドックというか健康診断って大嫌いなんです!


昔、凄く悲惨(?)な経験をしまして、それがトラウマになっているからなんですが・・・それは私が社会人2年目、23歳の時のことでした。


社員全員の定期健診ということで、(どうせどこも悪くないのに、時間の無駄だョ)と内心思いつつ、同じ部署の先輩方と一緒に健診を受けたのです。


ところが数日後、私の手元に 『至急再検査を要す』 という通知が! 


(またまたぁ~、何かの間違いだろっ。)


と、すぐに診療所に電話で問いあわせたところ、何でもレントゲンに〝影〟が写っているとのこと。


(健診日に風邪ひいてたワケでもないのに・・・も、もしかして?)


再検査は1週間後に行われると言われたのですが、正直その日から毎晩殆ど寝られませんでした。


(オレ、来年あたり死んじゃうのかなぁ。

まだ結婚もしていないのに・・・しかも、親より先に? 

遺書を書いた方がいいのかなぁ。)


毎晩頭の中でグルグルと同じことを考える日々が続き、仕事なんか全く身が入らず。


そして運命の再検査の日。


再度レントゲンを撮って、今度はその日の内に診察室に呼ばれました。


そこにいらしたのは70歳過ぎとおぼしき老先生。 

       


レントゲンを暫し見た後・・・一言。


「う~ん・・・。どこも悪いところは見当たらんなぁ。」


(ホッ!)・・・とはしたものの、すぐに先生に尋ねました。


「じゃあ、この前のレントゲンで影があったって、どうなんですか?」


先生は最初のレントゲン写真を取り出して見せてくれました。・・・と、確かに胸の下半分がウッスラとベルト状に白くなっているのです。 


「先生・・・こ、これは?」


先生は、しばし私の体とレントゲン写真を交互に見比べて、一言。


「キミィ、いい体しとるからなぁ。 


人一倍大胸筋が発達しとるから、筋肉の厚みで白く写ったんじゃろう。フォッ、フォッ、フォッ。」 


(おいおいお~いっ! じゃあ、ボディビルダーは全員再検査かいっ! 

オレのこの1週間は何だったんだァ~!)怒


・・・と喉まで出かかったのを寸前で堪えつつ、


「な、な~んだ、そうだったんですか。 じゃ、大丈夫ですね?」


「あぁっ、問題なしじゃよ。」


という、ありがたいお言葉で、〝運命の再検査〟は呆気なく終了したのでした。


まぁ、あのおじいちゃん先生の怪しげな〝胸板診断〟・・・それから幸いにも40年近く生き続けてきたわけですから、正しかったってことでしょう。


でもあの一週間の恐怖感は、以後私の頭から消えることはなかったのです。


ということで、私はサラリーマン時代には簡単な定期健診のみで済ませ、1回も人間ドックに入ることはありませんでした。


しかし脱サラして経営者の端くれとなってからはそうも言っていられなくなり、しっかりと受診するようにはしていますが。


診断結果が出るまでのドキドキが、一番身体に悪い・・・そう思うのは、私だけ?うー


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