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上野動物園の名物といえば、多くの方がパンダをイメージされることでしょう。

ただ私を含めた中高年世代には、今は存在しないもうひとつの目玉がありました。 それは


 おサル電車

多くの来園者に親しまれたこの施設が廃止されたのが、今から45年前の今日でした。


戦時中逃げ出すことを恐れてゾウやライオンなどの猛獣を殺処分してしまった上野動物園には、戦後見るべき動物がいなくなっていました。

どうやってお客さんを呼ぶか?・・・知恵を絞った末に動物園側が考え付いたのが、1948(昭和23)年9月に登場したおサル電車だったというわけ。

これは、お客を乗せて園内に敷いた軌道上を走る乗り物で、客車を引っ張る先頭の電気機関車をサルが運転するというもの。

それ故に電車は急にバックしたり止まったりと行き当たりばったりで、それが却って人気を呼んだそうな。


    

初代運転士役を仰せつかったのは、カニクイザルの〝ちいちゃん〟だったそうですが、翌年3月にはシモヤケに罹ってしまい、長期休止に追い込まれてしまいます。


その後復活したものの、サルの運転訓練が大変なことと、成長したサルは凶暴性を帯びて乗客に危害を加える恐れがあったことから、1955年頃にはサルは先頭車の上にチョコンと座っているだけで、運転は係員が行うように。

私か子供の頃上野動物園に行って目撃したおサル電車は、このスタイルでした。 (その後再びサルが運転した時期もあったとか。)


そして1962年には全面改装が施され、先頭車両は間もなく開通する東海道新幹線の車輛にモデルチェンジ。

この電車には、先月即位された今上天皇が子供の頃に乗られたことも・・・。


       


しかし1973年に 『動物の愛護及び管理に関する法律』 が制定されたことから、動物園はサルに大きなストレスと負担がかかると判断。

翌1974(昭和49)年6月30日をもって、この人気アトラクションは廃止されたのです。

巷間では、動物愛護団体からの抗議で廃止したと言われていましたが、実際には動物園側が自主的に行ったもの。


現在園内で走っているお客を運ぶ乗り物としては、モノレールのみとなっています。

※この園内モノレールに関する過去記事は、こちら。(↓)



しかしモノレールでは集客できませんから、何か目玉の電車を復活できないか?

動物愛護の観点からサルや他の動物を乗せるのは無理でしょうが、ならばソニーのAIBOのようなアニマルロボットに運転させるってのはどうでしょう。

そうすればコンピューター制御で安全運転、病気もケガもなくお客さんを襲うこともないし、虐待にもなりませんから・・・って、それじゃお客さんが興味を示さないかナ?
あせあせ


 


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