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制 限

皆さんは映画鑑賞をされた際、画面の片隅にこんなマークが映し出されるのを観た記憶があるでしょう。(↓)

       

そう、いわゆる


 映 倫

ですが・・・この組織が設立されたのが今からちょうど70年前の今日のことでした。

意外と、古かったんですネ。

そしてこの組織、略称は映倫のままですが、今まで何度も正式名称が変わっているんです。


終戦と同時に日本を占領・管理したGHQは、当初映画の公開に際して検閲を行っていましたが、やがてマスメディア同様に映画界にも自主的な審査機関の設置を促すように。

そこで業界では1949(昭和24)年に 『映画倫理規定』 を制定し、今から70年前の今日・同年6月14日に映画倫理規定管理委員会 (旧映倫) を設立したのです。


当初は業界関係者のみによって運営されていたため、その管理・監督状況は甘く、1956年に公開された 『太陽の季節』 を始めとする、いわゆる太陽族映画を未成年者が鑑賞する事態となって社会問題化。

審査のあり方に、新聞などから批判の声が上がりました。

それを受けて文部省が規制法案を準備する状況になったため、業界ではあらためて映倫委員を外部の有識者に移植すると共に、映倫の運営を業界から独立させることとし、1956年12月から名称を
映画倫理管理委員会 (新映倫) に変更。

1972年に起きた日活ロマンポルノ事件では、日活だけでなく映倫も猥褻図画公然陳列幇助罪に問われましたが、判決は無罪に。


その後2009年4月には新たに 『映画倫理綱領』 を制定し、名称も映画倫理委員会と改称。


更に一昨年の2017年4月には一般社団法人化し映画倫理機構に。

現在は
委員長を含む5名の映倫委員と、その下に位置する映画界の各分野からの出身者8名の審査員によって、年間700本以上の長編映画をはじめとする劇場用映画・予告篇・ポスターなどの審査を行っているそうな。


またその運営費用全額を映画の審査料で賄っており、外部からの補助を一切受けず独立性を保っているとのこと。

私がまだ学生時代の頃は、所謂〝成人映画〟という制限というか括りしか無かったように記憶していますが、現在はさらに細かく4段階に区分されています。


     


(左上) 


 全ての年齢層が鑑賞可能な区分。

〝G〟はGeneral Audience (全ての観客) の略号。

PG12 (左下) 


 12歳未満(小学生以下)の鑑賞には、成人保護者の助言や指導が適当とされる区分。
〝PG〟は Parental  Guidance
(親の指導・助言)の略号。


R15+ (右上)


 15歳未満の入場・鑑賞を禁止する区分。いわゆる15禁。

〝R〟はRestricted (観覧制限)の略号。


R18+ (右下)


18歳未満の入場・鑑賞を禁止する区分。
いわゆる18禁・成人映画のこと。
この指定を受けるとテレビなどでの広告宣伝が出来ず、実質的に地上波テレビでの放映はほぼ不可能。

・・・私が高校生の頃は、老け顔だったせいか成人映画を観に行っても身分証の提示なしで入場できましたが、今はそんないい加減なことは出来そうもないですネ。
あせあせ


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