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・・・と言っても、PLの桑田・清原の話じゃありませんョ。

私が損保会社に入社して最初に配属されたのは、東京のド真ん中・銀座営業所でした。

配属されてすぐ、先輩社員にくっついて自動車で取引先回りをしている時、

「渡辺、銀座から新橋方面に行く近道を教えてやるょ。」

とその先輩が会社近くの西銀座入口から首都高速に乗ったんです。

「あれ、いくら早くてもこれじゃ高速料金払わなきゃ・・・」

と言いかけたら、

「まぁ、見てなって。」

と先輩は車を走らせると、ものの1分も走らない内に銀座8丁目新橋の出口を降りたんです。

「な、料金所ないだろ。 この区間はタダで走れるんだ。」

と教えてもらったことを、今でも憶えています。 この路線・・・土橋~西銀座(正確には城辺橋)間の


 東京高速道路

が日本初の高架式高速道路として(当時は一方通行で)開通したのが、今からちょうど60年前の今日・1959(昭和34)年6月10日のことでした。


    
            1. 西銀座入口  2. 新橋出口


ここで、「あれっ?」 と違和感を覚えた方は、なかなか鋭いかも。

「なんで首都高速でなく、東京高速道路なんだ?」


そう、実はこの路線は首都高速道路公団ではなく東京高速道路株式会社が開発し、管理・運営する民間路線なんです。

この全長2kmの路線が〝KK線〟とも呼ばれるのは、
首都高速道路と区別するために〝株式会社(Kabushiki Kaisha)線〟の頭文字を取ったことが由来だそうな。

道理で私が新人時代から現在に至るまで利用している西新橋入口には、首都高速の入口にある料金所や緑色の標識がないわけです。


    


同社は1951(昭和26)年、財界人23人が戦後の銀座復興と、急激に増加した自動車交通量の緩和を目的として資本金3,000万円で設立されました。

そして1962年に一部路線が開通した首都高速よりも早い1959年に同路線を開通させましたから、まさに民間の活力を象徴した事業といえます。

銀座に行かれたり、KK線を走行した方はご存知だと思いますが、この高架式高速道路の下には西銀座デパートやGINZA9などの店舗や地下駐車場があります。

同社はこれらの店舗等から得られる不動産収入で道路の管理費を捻出しているそうで、そのおかげで私たちはタダで利用させていただけるというわけ。

KK線を利用される方は、銀座にお越しの際は是非東京高速道路さんが管理する駐車場を利用して、道路下の店舗でお買い物をしてくださいまし。


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