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完全復活

昨年9月、USPGAツアー最終戦ツアー・チャンピオンシップで

 
タイガー・ウッズ

が見事優勝を成し遂げた時、私は彼の復活を予見しました。(↓)



しかしそれがこんなに早く現実のものになるとは・・・。

昨日まで行われていた今シーズン初のメジャー〝ゴルフの祭典〟マスターズ・トーナメントで、彼が1997・2001・2002・2005年に続き、14年ぶり5回目の優勝を成し遂げ、
優勝207万ドル(約2億3,000万円)を手にしました。


       


首位から2打差の2位タイでスタートしたタイガーは、各上位選手が伸び悩む中、勝負所のサンデー・バックナインに入り15・16番で連続バーディーを奪って首位に立つと、18番をボギーとしながらも1打差で危なげなく逃げ切ったのです。

この最終日は、タイガーにとって有利な展開を予感させる状況で始まりました。

当日午後から天候が悪化するという予報に基づき、通常はツーサム・ワンウェーで順次スタートするはずが、史上初めてスリーサムかつOUT・IN同時スタートに。


おかげで最終ラウンドは日本時間の午前3時30分頃に終了。
例年通り午前4時頃から中継が始まると思って起きた方は、もう試合が終わっていてビックリしたはず。


これにより、従来ならタイガーは3日目終了時点で首位に立ったイタリアのモリナリ選手の1組前でプレーするところを、彼と同じ最終組で直接対決できることに。

パトロン(観客)の大部分がタイガーを応援し、その一挙手一投足に歓声を上げる中、さすがに昨年全英オープンを制したモリナリ選手も、やりにくかったはず。

そして過去のマスターズで幾度となくドラマを生んだ12番パー3で、そのモリナリ選手がオナーで池ポチャしたこと。

    
               12番ホールのグリーン

次に打つタイガーにとって、心理的な余裕が生まれたことは間違いありません。

オーガスタ・ナショナルで最も難しいと言われるこの12番で、もしタイガーがオナーだったら、別の展開になった可能性は大でした。

やはりゴルフの神様は、タイガーに勝たせたかったのでしょうか?

ホールアウトしたタイガーに最初に飛びついてきたのは、彼の10歳になる息子さんでした。

       

1997年に初優勝した時同じ場所で彼と抱き合ったのは、今は亡き彼の父・アールさん。

       

あの時の感動的なシーンを憶えている私は、一時は歩くことすらままならぬ程のどん底を経験した43歳のタイガーが、あれから22年も経ってからこういうシーンを私たちに見せてくれるとは、夢にも思いませんでした。

これでタイガーのPGAツアー通算勝利数は81となり、サム・スニードの82勝に王手。

そしてメジャー通算勝利数は15となり、ジャック・ニクラウスの持つ最多記録18勝にあと3と迫りました。

これでタイガーは完全復活したと見て良いでしょうが、私は復活どころか更により強くなったのではないかとさえ思います。

なぜなら今回の優勝が、彼にとって初めての逆転優勝だったこと。

かつての全盛期よりも選手層が厚い現在においてそれを成し得たことは、彼にとって新しい勝ち方・可能性を広げたことなるはず。


そしてタイガー世代と言われる、彼の活躍を見て感動しゴルフを始めた現在20歳代の若手プロに飛距離で全く引けを取っていないこと。

これまでの経験を更なる武器にして、来月から毎月順次開催される全米プロ・全米オープン・全英オープンで記録を伸ばしてくれる可能性は大。

それらのメジャー・トーナメントで、タイガーが最終日・最終組で松山英樹選手と優勝を争うシーンを観られれば、日本のゴルフ・ファンにとってこれ以上の喜びはありませんが・・・果たして?


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